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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022LB

有価証券報告書抜粋 和光純薬工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結グループの研究開発については、当社の試薬事業部試薬開発本部、化成品事業部化成品開発本部及び臨床検査薬事業部臨床検査薬開発本部を中心に基幹事業強化のための応用研究と長期的な観点から基盤となる研究に積極的な活動を展開した。当連結会計年度における研究開発費は48億7千5百万円である。
(1)試薬事業では細胞培養に関連した試薬、遺伝子・タンパク質研究に関連した試薬、環境・食品分野に関連した分析関連試薬、生化学用関連試薬及び有機合成用試薬等の研究開発活動を行っている。主な成果としては、新規遺伝子導入試薬「ScreenFect A」、マイクロRNA関連解析キット、未分化細胞検出用蛍光標識レクチン「rBC2LCN-FITC」や培地添加剤「CultureSure」シリーズを商品化した。また継続して、ES/iPS細胞・神経幹細胞・間葉系幹細胞用培地及び試薬、ワクチン・タンパク質生産用培地、遺伝子・タンパク質関連試薬を研究開発中である。分析関連試薬では法規制に対応した各種標準品・混合標準液やUHPLC対応「WakopakUltra」のシリーズ化、有機合成試薬として酸化触媒「AZADO」関連試薬、電池材料研究用試薬等を商品化した。当事業に係る研究開発費は11億6千7百万円である。
(2)化成品事業では半導体産業、エネルギー産業、医薬産業など、成長、拡大している市場において、自社開発品と受託製造事業の製造販売を推進している。自社開発品の主な成果として、新規感光剤として光塩基発生剤のサンプル配布、韓国、台湾向けの液晶パネル部材、アルカリ系CMP後洗浄剤などの新規商品を手がけ、特にタングステンCMP後洗浄剤が順調に採用され始めた。環境エネルギー分野では、太陽電池用シリコンウエハーの環境対応型エッチング液の開発に加え、次世代二次電池用材料としてマグネシウムイオン電池材料の開発に注力した。また、ポリマー材料分野では重合性染料モノマー/ポリマーの開発に着手した。一方で新規受託生産では、スマートフォン用パネル向け配向膜材料、および有機EL材料、半導体製造用材料としては光酸発生剤やフォトポリマーが好調に推移した。さらに治験薬中間体、原薬の受託製造を獲得し、販売に貢献した。今後も最先端市場への参入を継続的に進めていく。当事業に係る研究開発費は12億5千7百万円である。
(3)臨床検査薬事業では自動分析装置用生化学的検査薬、免疫システム及び微生物関連試薬の開発に注力している。主な成果としては自動化学発光酵素免疫分析装置スフィアライトワコー専用試薬として、胃がんABC検診項目の一つと注目されているヘリコバクターピロリ菌抗体キットとして、日本人由来の菌株抗原を使用した「スフィアライトH.ピロリ抗体・J」試薬を発売した。今後も免疫測定システム専用試薬の商品開発を重点的に行なっていく。当事業に係る研究開発費は24億5千1百万円である。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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