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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007OLX

有価証券報告書抜粋 四国化成ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境や設備投資が緩やかに改善する一方で、個人消費の低迷や新興国経済の減速による鉱工業生産・輸出の伸び悩みに加え、年初以降急速に円高が進むなど、先行き不透明感が高まりつつあります。
一方、世界経済は、米国は緩やかな拡大が続いているものの、資源価格の下落や中国経済の停滞が新興国経済全体に波及するなど、総じて減速した状態が続いています。
このような状況下、当連結会計年度の当社グループの売上高は502億46百万円(前連結会計年度比2.2%の増収)、営業利益は79億73百万円(前連結会計年度比30.6%の増益)、経常利益は81億97百万円(前連結会計年度比25.5%の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は48億54百万円(前連結会計年度比11.3%の増益)と、いずれも前年を上回る結果となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
①化学品事業
(無機化成品)
ラジアルタイヤ向け原料である不溶性硫黄は、円安や原材料価格の下落の影響により収益性が向上しました。レーヨン・セロハン向けの二硫化炭素は、国内販売、輸出ともに好調に推移しました。浴用剤・合成洗剤向けの無水芒硝は、堅調に推移しました。
(有機化成品)
殺菌消毒剤シアヌル酸誘導品は、国内外ともに好調に推移しました。
(ファイン ケミカル)
プリント配線板向けの水溶性防錆剤であるタフエースは、国内販売は伸び悩みましたが輸出が好調に推移しました。エポキシ樹脂硬化剤を主用途とするイミダゾール類は、収益性が低下しました。

この結果、化学品事業の売上高は307億69百万円(前連結会計年度比3.4%の増収)、セグメント利益は65億80百万円(前連結会計年度比26.1%の増益)と、いずれも前年を上回りました。

②建材事業
(壁材)
湿式壁材市場の停滞により、低調に推移しました。
(エクステリア)
住宅分野が伸び悩みましたが、景観分野は好調に推移しました。また、4月に実施した価格改定により収益性が改善しました。

この結果、建材事業の売上高は187億92百万円(前連結会計年度比0.8%の増収)、セグメント利益は30億64百万円(前連結会計年度比24.3%の増益)と、いずれも前年を上回りました。

③その他
情報システム事業及びフード事業の販売は低調に推移しましたが、収益性は改善されました。
この結果、その他の売上高は6億84百万円(前連結会計年度比9.1%の減収)となりましたが、セグメント利益は1億4百万円(前連結会計年度比7.3%の増益)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末比41億31百万円増加し、200億75百万円となりました。
営業活動によって得られた資金は、前連結会計年度比46百万円多い、75億32百万円となりました。
投資活動に使用された資金は、前連結会計年度比7億49百万円多い、22億86百万円となりました。
財務活動に使用された資金は、前連結会計年度比3百万円少ない、9億67百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)財政状態 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00841] S1007OLX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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