シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMDM

有価証券報告書抜粋 四国化成ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループ(当社及び連結子会社)の研究・開発活動の大部分は、当社が主に担当しております。当社は、二硫化炭素の新たな製造技術をもって創業し、以来、研究開発や製造技術の独創性を基に無機化成品、有機化成品、ファイン ケミカル及び建材分野に事業領域を拡げてまいりました。常に独創性を重んじ、これを会社発展の原動力とする至上の価値観「独創力」を企業理念に、全社一丸で新たな価値や市場の創造に取り組むことで、「豊かで輝く企業、小粒でも世界に通用する企業集団」となることを目指しております。
組織の活動としては、R&Dセンターにおいてコア技術に立った既存事業の強化拡充を図るとともに、習得した新技術による独自性を持った製品開発にチャレンジしております。また、各工場の開発部門や建材事業の開発部門においては現技術の深耕による既存商品の再活性化を図りつつ、事業戦略に沿った差別化商品の開発に努めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は12億35百万円であります。
①化学品事業
化学品分野における研究・開発は、電子化学材料分野、機能材料分野並びに環境関連分野を中心に、既存事業の周辺に特化し、事業拡大に貢献することを目指しております。
電子化学材料分野では、高密度プリント配線板用水溶性プレフラックス「タフエース」のさらなる高機能化や、樹脂と銅の密着性付与剤「GliCAP(グリキャップ)」の開発を進めています。
機能材料分野では、樹脂の性能を高めるイソシアヌル酸誘導体や、複合材料向けのベンゾオキサジン誘導体などの開発を行っております。さらに、樹脂改質剤として用いるグリコールウリル誘導体のサンプルワークを行い、顧客での評価が進んでおります。
また、機能材料配合組成物の物性評価を行う設備や機器類を集約し、顧客への迅速な対応を図ることを目的とした物性評価棟が、2016年10月27日に竣工しました。
環境関連分野では、水処理薬剤の開発に注力しております。プール用途で培った技術を活かし、さらに高機能化・高付加価値化させる製品開発を行っております。排水処理用としては、「ハイポルカ」を中心とした開発体制を整えております。
なお、当事業に係る研究開発費は8億11百万円であります。
②建材事業
建材分野における開発は、「いつもの場所を、価値ある空間に」を基本に、顧客に信頼されるメーカーを目指し、高品質・独自性(デザイン・機能)ある商品の開発に注力しています。壁材・住宅・景観エクステリアの各分野では、先進性のある商品への取り組み、素材の複合化に注力し他社との差別化を明確にしてまいります。
内装材では、古来より高度な技術を必要とする磨き壁を簡便な工法で施工できる「ルミデコール」を商品化しました。ものが映り込むほどの艶をもつ高い意匠性の磨き壁は、高級感や意匠性が求められる様々なシーンを美しく彩ります。外装材では、石目調の高い意匠性で、防汚・防藻効果機能があり、ローラーで簡単に施工出来る外装材「パレットCXローラー塗りタイプ」を商品化しました。その他施工性・意匠性を向上する見切り材など補助材を強化しました。
住宅エクステリアでは、カーポートは新世代カーポートの時代を切り開いたマイポートをリニューアルし、「マイポートOrigin」「マイポートOrigin FX」を商品化し意匠性と強度を高めました。積雪地向け「レジストポート」では施工性を向上するオプション品の追加による強化を図りました。門まわりでは、昨年発売した新発想ファサード「エクサク」は玄関先での様々な生活シーンに活用できるルーフ仕様を追加しました。「アートウォール」では、ポストやインターホン子機の突出の無いフラットな飾り塀スタイルの機能門柱「アートウォール門柱S1型/W1型」を商品化しました。その他門まわり商材では「アレグリア門扉・フェンス」「クレディ門扉・フェンス」「バリューフェンス」にデザインを追加、丸みのある壁掛けポスト「アルメールWF7型」を品揃えしました。庭回りでは、デッキ「ファンデッキHG」に、天然木の質感にこだわった5色を追加しました。テラスは敷地に合わせて柱位置を選べる「スマートトップ」を商品化し、「バリューテラスE」では関東間を追加しました。手すりは、住宅アプローチ階段やデッキ廻りに最適な、スタイリッシュな角型手すり「セイフティビームFD」を開発しました。
景観エクステリアでは、大型複連式引戸「スタックライン」は、従来タイプよりさらに収納幅が小さい「スタックラインSA コンパクトタイプ」を開発しました。また大型引戸では高さ3mまで可能な「ユニットラインBA4型」を開発し強化しました。大型フェンスでは、目隠し・防音等の機能フェンスの強化として、ルーバーフェンス「BRF1型」、防音フェンス「TNF」4機種の追加と、機能フェンスの出入り口に対応する門扉を同時に商品化しました。その他、アーチウェイでは緊急車両等に対応する通路ユニット、カーステップ、サインストッパーなどの充実などを行いました。
多様化する公共空間での設計折込活動で培った対応力を活かして、市場ニーズに対し積極的に、またタイムリーに対応してまいります。
なお、当事業に係る研究開発費は4億23百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00841] S100AMDM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。