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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQTD

有価証券報告書抜粋 塩水港精糖株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日銀政策などにより、雇用・所得環境が改善するなど緩やかな回復基調で推移しました。一方、個人消費の伸び悩みに加えて、英国のEU離脱問題や米国の政権移行による海外経済の不確実性の高まりなど、景気の先行きは不透明な状況にあります。
このような環境の中で、当社グループはお客様のおなかの健康に貢献する「おなかにやさしい会社」を目標に、砂糖事業及びバイオ事業の計画達成に向けて全力で取り組んで参りました結果、当期の業績は以下のとおりとなりました。
なお、前連結会計年度末より報告セグメントの区分を変更しております。また、当連結会計年度より、収益認識基準を変更し、遡及適用しております。当変更に伴う影響につきましては「(セグメント情報等)」、「(1株当たり情報)」に記載しております。

①砂糖事業
海外粗糖市況は、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限、1ポンド当たり)において15.40セントで始まり、4月中旬には14.00セントの安値まで下げましたが、ブラジル中南部におけるキビ圧搾の遅れなどにより上昇を続け、10月初旬には4年ぶりとなる23.90セントの高値をつけました。その後、投機筋の売りや世界需給の供給余剰見通しの拡大などにより下げ基調となり、結局16.76セントで当期を終了しました。
国内市中価格(日本経済新聞掲載、上白糖大袋1kg当たり)は、期初187円~188円で始まりましたが、海外原糖相場の上昇を受け10月下旬に192円~193円となり、さらに2月下旬には195円~196円にまで上昇し、同水準のまま当期を終了しました。
精糖などの国内販売は、業務用製品は好調に推移したものの、家庭用製品が低調であったことから、売上高はほぼ前年並みとなりました。
この結果、当期における砂糖事業全体の売上高は25,410百万円(前連結会計年度比1.7%増)、セグメント利益は1,376百万円(前連結会計年度比21.4%減)となりました。

②バイオ事業
オリゴ糖部門は、前年度から各種メディアに取り上げられている『腸内フローラ』特集の効果に加え、テレビCMの放映等による一般消費者への訴求及び主要量販店等への販売促進活動の強化に努めたことにより「オリゴのおかげ」の販売数量は好調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。
サイクロデキストリン部門は、食品及び非食品への拡販に努めましたが、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、バイオ事業全体の売上高は1,883百万円(前連結会計年度比4.6%増)、セグメント利益は325百万円(前連結会計年度比46.0%増)となりました。

③その他
その他の事業につきましては、ニューESRビル事務所の一部賃貸等を行い、所有不動産の活用に努めました結果、売上高は129百万円(前連結会計年度比1.8%減)、セグメント利益は57百万円(前連結会計年度比9.7%減)となりました。

以上の結果、当期の売上高は27,364百万円(前連結会計年度比1.9%増)、営業利益は726百万円(前連結会計年度比28.8%減)、経常利益は838百万円(前連結会計年度比17.0%減)、親会社株主に属する当期純利益は549百万円(前連結会計年度比11.4%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて70百万円減少し、1,108百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、215百万円(前連結会計年度比1,066百万円の減少)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益791百万円、減価償却費699百万円等による資金の増加があった一方で、法人税等の支払額452百万円、たな卸資産の増加額371百万円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、103百万円(前連結会計年度は709百万円の資金支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出428百万円等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、182百万円(前連結会計年度は860百万円の資金支出)となりました。
これは主に、借入金の返済による純支出46百万円、配当金の支払135百万円等による資金の減少があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00361] S100AQTD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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