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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QFHQ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 多木化学株式会社 研究開発活動 (2022年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。
当社グループの研究開発要員は77名で、グループ総従業員数の約13%にあたります。研究開発要員のうち33名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。
当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。

(1) アグリ
スラリー生産方式で製造してきた各種製品について、製造コスト上昇の抑制と温室効果ガスの削減が実現できる他の製造ラインでの製造技術を確立しました。

(2) 化学品
① 水処理薬剤
浄水用膜ろ過システムにおいて、ろ過膜の詰まりを抑制する超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの派生品を開発し、浄水場にて長期間の実機試験を行い、効果を確認しました。

② 機能性材料
メディカル材料分野では、既存製品に関しては、品質を維持しつつ改良を行った結果、環境負荷の少ない製造プロセスを確立しました。新たな医療領域への適用検討については、ユーザーに加え大学との共同開発にも進展が見られました。
ナノ材料では、自動車排ガス触媒向け酸化物ゾルの販売拡大が見込まれる中、原料調達の観点も踏まえた増産技術を確立しました。

(3) その他の研究開発活動
魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、高い保湿性を有する化粧品を開発し、公式ブランド「Urumico」サイトをオープンし、今春からの販売を予定しております。
バカマツタケの完全人工栽培につきましては、プロジェクトチームにおいて事業化に向けた技術開発を進めています。2022年11月28日に公表いたしましたとおり、栽培したバカマツタケが市場評価を受ける段階に達したと判断し、飲食店等にて、その品質及び調理品の評価をいただいております。商業生産設備の着工につきましては、その評価に基づき市場性を見極めたうえでの判断となるため、2023年以降に延期いたします。新たな情報につきましては、今後も速やかに発表してまいります。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)
アグリ18
化学品252
その他の研究開発費226
合計497
(注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00762] S100QFHQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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