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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10083HD

有価証券報告書抜粋 大伸化学株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策を背景に企業収益の回復や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調がみられるものの、中国経済をはじめとした新興国や資源国等の下振れリスク等もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社が主として関連する塗料業界におきましては、こうした経済環境のもと、生産、出荷数量は、ともに前事業年度と比較して増加いたしました。
このような情勢のもとで当社は、有機溶剤専業メーカーとして新規ユーザーの開拓を中心に販売力の強化に注力した結果、製品については生産数量148,086トン、出荷数量147,625トンと前年同期実績に比べ、それぞれ2.7%の増加となりました。
当事業年度の業績といたしましては、売上高は新規需要開拓等により製品の出荷数量は増加しましたが、国内の原油・ナフサ市況が前年に比べて低水準で推移したことにより販売単価が下落したため、257億15百万円と前年同期比6.1%の減収となりました。
主な品目の売上高は、増加したものとしては、ラッカーシンナー類が7億72百万円で前年同期比5.8%増、エタノール・その他が13億54百万円で前年同期比0.7%増、減少したものとしては、単一溶剤類が107億7百万円で前年同期比6.4%減、印刷用溶剤類が47億50百万円で前年同期比5.8%減、単一溶剤を中心とした商品が29億42百万円で前年同期比10.6%減、特殊シンナー類が26億57百万円で前年同期比8.1%減、洗浄用シンナー類が18億22百万円で前年同期比4.0%減、合成樹脂塗料用シンナー類が7億6百万円で前年同期比4.3%減となりました。
一方損益面では、販売数量の増加等に加えて効率的な原材料購入をさらに推進するとともに、原油・ナフサ市況の下落が追い風となり、営業利益は前年同期比62.3%増の16億42百万円、経常利益は前年同期比63.2%増の16億38百万円、当期純利益は前年同期比75.9%増の11億8百万円とそれぞれ大幅な増益となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期に比べて8億79百万円増加し、33億1百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、14億25百万円(前年同期は5億99百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上16億85百万円、売上債権の減少5億38百万円及びたな卸資産の減少1億95百万円等があったものの、仕入債務の減少9億47百万円、法人税等の支払額4億35百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、66百万円(前年同期は2億81百万円の支出)となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入1億69百万円等があったものの、有形固定資産の取得による支出1億51百万円、保険積立金の積立による支出72百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、4億79百万円(前年同期は2億61百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出2億81百万円等があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00917] S10083HD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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