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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100COWT

有価証券報告書抜粋 大和冷機工業株式会社 研究開発活動 (2017年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社では、食の安心・安全と美味しさの提供による食文化の向上と、地球環境に優しい省資源・省エネを考慮した製品の研究開発を、企業の使命として取り組んでいます。業界初となる自動スライド扉冷蔵庫においては2017年度グッドデザイン賞を受賞し、より機能的で人に優しく、衛生的で使いやすい高鮮度冷凍冷蔵機器等の研究開発を進めております。
当事業年度の主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、当社は、冷凍冷蔵冷熱機器に係る事業の単一セグメントであるため、品目別に記載しております。
(1)業務用冷凍冷蔵庫の分野
①業界初となる自動スライド扉冷蔵庫「オートくん」を新規開発し2017年4月より順次販売を開始しております。従来よりラインアップしている、スペースの有効活用・使い勝手を向上した手動タイプのスライド扉冷蔵庫を大幅に機能アップした製品で、扉に取付けたセンサーに軽くタッチするだけで、スライド扉が自動的に開閉するため、食材の出し入れが楽になり作業性も大幅にアップします。また、ハンドルを握らず開閉できるため食材を衛生的に出し入れでき、閉め忘れ防止機能も搭載した、これからの業務用冷蔵庫市場を活性化できる新製品といたしました。
②縦型冷蔵庫のフルモデルチェンジを行い、2017年5月より順次販売を開始いたしました。省エネ性能の向上に加え、庫内の凹凸を抑え食材の出し入れをしやすくすると共に清掃性を向上しております。また、前カバーや表示部、扉ハンドルの意匠を変更、よりシンプルにお客さまの使いやすさにこだわったデザインとメンテナンス性を考慮した製品になっています。
③ブラストチラー/ショックフリーザーのシリーズに業界初の小型タイプを新規に開発し、2017年4月より販売しております。小型タイプでは業界初のショックフリーズ機能を有し、W750×D600×H800とコンパクト設計で今まで導入を諦めていた狭小厨房にも導入可能です。
④海外輸出モデルとして縦型・横型の冷蔵庫・冷凍庫を開発、2017年9月より順次販売しております。香港・マカオとともに、東南アジア市場へ販売展開を行い事業拡大してまいります。
今後も国内・海外のお客さまの要望に応えるべく、省エネ性の向上と共に使い勝手に配慮した、快適な厨房環境を提供する製品の開発を進め、市場競争力を高めてまいります。
(2)ショーケースの分野
①花屋やスーパーなどに設置され、切り花の鮮度を維持しながら展示できるフラワーポットのフルモデルチェンジを行い、2018年4月より販売予定です。花の美しさを惹きたてるLED照明を新たに採用するとともに、冷却水を循環することで雑菌繁殖を抑制し、水替え作業の負担を大幅に軽減する新製品としています。
②食料品店等の店舗で冷凍食品を陳列販売する下置型冷凍ショーケースに、インバータ制御を搭載し省エネ性を向上した製品を開発、販売開始する予定です。省エネ製品はデザインも大幅に一新。スッキリした外観で店舗との調和を考慮、ガラス面拡大に加えLED照明を採用し、陳列商品をさらに惹きたてる製品開発を行っています。
③多様な陳列商品に対応できる平型オープンショーケースでインバータ制御を搭載した省エネ製品を新規に開発しています。設定温度範囲を-25℃~+18℃に切替可能とし、アイスクリームから弁当まで、季節や陳列場所に応じた様々なニーズに適応することが出来ます。
(3)その他の分野
①2017年1月より電解次亜水生成装置の販売しています。水道の蛇口をひねるだけで、簡単に食材や厨房機器の殺菌・除菌を行うことが可能で、食の安全と環境に配慮した衛生管理を実現できる製品となっています。
②サービス機器としてアイスコーヒーマシンを新たにラインアップし、2017年2月から販売開始いたしました。本製品は、抽出した温かいコーヒーを冷却タンクにて急冷することで、風味と香りを損なうことなく、誰でも簡単にアイスコーヒーを提供することができます。
③ディスペンサー製品群にウォーターディスペンサーを新たに開発し、2018年4月から販売する予定です。水道直結式で冷却能力を重視。連続抽出に耐える性能とし、飲食店でのサービス作業を強力にサポートする新製品です。
④様々なメニューの調理が可能なスチームコンベクションオーブンシリーズに、ホテルパン1/2・2段仕様の小型卓上タイプを新たに開発しています。省スペース設計で限られた厨房スペースに導入可能な新製品です。従来機と同様にスチーム・ホット・コンビ機能や芯温センサーを搭載しており、2段積しても高さを1m程度に抑えることが出来るので、更に多様なメニューを同時に調理することが可能になります。
⑤加熱調理機器群にゆで麺機を新たにラインアップし、2018年2月より販売開始いたします。ゆで麺機は無沸騰噴流電気式で、オートリフト機能を搭載しているので自動調理による省力化が可能となっています。また、業界初の湯切機構を採用。調理後自動傾斜し麺の湯切量が一定となり、誰でも簡単に同じ仕上がり・品質の麺を提供することができます。
⑥業務用食器洗浄機では、アンダーカウンタータイプをフルモデルチェンジし、2018年4月より販売開始予定です。すすぎ水量は2リットル以下と従来の節水設計は継続。運転時の騒音値も大幅に抑えた静音設計となっています。
⑦製氷機においては、製氷能力300kgクラスのチップアイス製氷機を販売開始する予定です。独自のオーガ機構を新たに開発、製氷コスト業界トップクラスの新製品を実現しています。
食の安心・安全、鮮度の保持・保存性の向上、美味しさへの追求といった幅広いお客様のニーズにこたえ、様々な厨房オペレーションに対応できる機器開発を推進し、市場開拓に努めています。
(4)当事業年度の成果
顧客ニーズに応えるべく省エネ性を追求し地球環境に配慮した製品を市場投入するとともに、一層の使い勝手の向上や省スペース化による商品力強化、新規需要先の要求に合致した開発に取り組んでおります。
これらの研究活動を行った結果、当事業年度の研究開発費は523百万円となりました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01961] S100COWT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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