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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FGSM

有価証券報告書抜粋 大和冷機工業株式会社 研究開発活動 (2018年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社では、食の安心・安全と美味しさの提供による食文化の向上と、地球環境に優しい省資源・省エネを考慮した製品の研究開発を、企業の使命として取り組んでいます。機能的で人に優しく、衛生的で使いやすい高鮮度冷凍冷蔵機器等の研究開発を進めております。
当事業年度の主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、当社は、冷凍冷蔵冷熱機器に係る事業の単一セグメントであるため、品目別に記載しております。
(1)業務用冷凍冷蔵庫の分野
①従来のスマートスライド扉機構を展開し、業界初となるインバータ制御スライド扉冷凍冷蔵庫を新規開発し、2018年9月より順次販売を開始、機種拡充を図っております。スペースを有効活用できるスライド扉冷蔵庫は2013年市場投入以来、大幅に進化を重ね・使い勝手を向上してまいりましたが、これからの業務用冷蔵庫を切り拓く製品と位置づけ、継続して商品力を高めてまいります。
②縦型・横型のセンターノンピラータイプのフルモデルチェンジを行い、2018年1月より順次販売を開始いたしました。前カバーや表示部、扉ハンドルの意匠をシリーズで統一、よりシンプルにお客さまの使いやすさにこだわったデザインとメンテナンス性を考慮した製品になっています。
③海外輸出モデルとして縦型15機種・横型18機種の冷蔵庫・冷凍庫を開発、ラインアップ強化を行っています。香港・マカオとともに、東南アジア市場へ販売展開を行い事業拡大してまいります。
今後も国内・海外のお客さまの要望に応えるべく、省エネ性の向上と共に使い勝手に配慮した、快適な厨房環境を提供する製品の開発を進め、市場競争力を高めてまいります。
(2)ショーケースの分野
①花屋やスーパーなどに設置され、切り花の鮮度を維持しながら展示できるフラワーポットのフルモデルチェンジを行い、2018年4月より販売しています。花の美しさを惹きたてるLED照明を新たに採用するとともに、冷却水を循環することで雑菌繁殖を抑制し、水替え作業の負担を軽減する新製品として好評いただいています。
②冷凍食品を陳列販売する下置型冷凍ショーケースに、インバータ制御を搭載し省エネ性を向上した製品を2018年7月から販売を開始しています。デザインも大幅に一新し、スッキリした外観で店舗との調和を考慮、ガラス面拡大に加えLED照明を採用し、陳列商品をさらに惹きたてる製品となっています。
③2018年6月より省エネインバータ制御平型オープンショーケースを販売開始しています。多様な陳列商品に対応すべく、設定温度範囲を-25~+18℃に切替可能とし、アイスクリームから弁当まで、季節や陳列場所に応じた様々なニーズに適応することが出来ます。
(3)その他の分野
①製氷機においては、製氷能力300kgクラスのチップアイス製氷機を2018年7月より販売開始しています。新たに開発した独自のオーガ機構で低コストで大量のチップアイスを素早く製氷。製氷にかかるランニングコストの業界トップクラスを実現し、大容量ストッカー装備でいつでも大量の氷を提供でき、スーパーマーケットや鮮魚店等、大量に氷が必要なシーンで活躍します。
②業務用食器洗浄機では、2018年4月よりアンダーカウンタータイプのフルモデルチェンジをおこなっています。すすぎ水量は2リットル以下と従来の節水設計は継続。視認性・操作性の優れた表示パネル、天板排水機能追加で清掃性向上など使い勝手を向上しました。
③ディスペンサー製品群にウォーターディスペンサーを新たに開発、2018年4月から販売しています。連続抽出を実現する水道直結式瞬間冷却仕様とし、飲料水サービスの面で飲食店の業務効率化を強力にサポートする新製品となっています。
④様々なメニューの調理が可能なスチームコンベクションオーブンシリーズに、ホテルパン1/2・2段仕様の小型卓上タイプを新たに2018年5月から販売しています。省スペース設計で、2段積しても高さを1m程度に抑えることが出来、限られた厨房スペースで多様なメニューを同時に調理することも可能となっています。
⑤調理機器群に業務用電子レンジを新たにラインアップし、2018年10月より販売開始しています。業界トップクラスのハイパワー1900Wインバータ出力でスピード加熱・時短調理を実現。人手不足の中、省力化のニーズに応える製品となっています。また、2段積も容易に可能で、別々のメニューをスピーディーに提供、スペースの有効活用をサポートしています。
食の安心・安全、作業効率の向上、美味しさへの追求といった幅広いお客様のニーズに応え、様々な厨房オペレーションに対応できる機器開発を推進し、市場開拓に努めています。
(4)当事業年度の成果
顧客ニーズに応えるべく省エネ性を追求し地球環境に配慮した製品を市場投入するとともに、一層の使い勝手の向上や省スペース化による商品力強化、新規需要先の要求に合致した開発に取り組んでおります。
これらの研究活動を行った結果、当事業年度の研究開発費は400百万円となりました。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01961] S100FGSM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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