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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R1DT (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 大末建設株式会社 事業等のリスク (2023年3月期)


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当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性のあるリスクについては、建設業の特性である工事の着工から完成引渡しまでの期間が長く、引き渡し後も契約不適合について訴求されやすいという事情があり、以下の項目を認識しております。
なお、以下の項目には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループがリスクとして判断したものであります。

リスク
の種類
リスクの概要発生
可能性
影響度対応策等
建設業特有のリスク事業環境の変化
・当社グループは建設事業、特に分譲マンション建設事業を主業としており、建設事業が著しく縮小した場合、業績の悪化に繋がる可能性があります。
・非マンション分野の強化、不動産・土木事業への進出による、バランスの取れた事業ポートフォリオの構築
・競争優位性の確保
資材価格等の変動
・建設事業はプロジェクトが長期にわたるため、計画・見積段階から労務賃金・資材価格が大幅に上昇し、それを価格転嫁することが困難な場合には、工事原価が上昇し業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・予測可能な範囲で各工事原価に内包
・物価高騰時に価格転嫁交渉を行う旨、事業主に契約段階で確認
取引先の信用不安
・建設事業は、建設業界特有の商習慣により売上高の増加に伴い売掛金が増加します。工事代金を受領する前に事業主である取引先が信用不安等に陥った場合、回収遅延や貸倒損失の発生などにより、業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・取引開始前の与信管理の徹底
契約不適合の発生
・設計、施工等において重大な契約不適合責任による損害賠償が発生した場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・工程内検査、完成検査等各種品質検査の実施
・社員教育の徹底
重大事故の発生
・人身や施工物等に関わる重大な事故が発生した場合、工事の中止・遅延が発生し、工事原価の上昇を招く場合があります。また損害賠償、指名停止を含む取引停止、営業停止等の行政処分などに繋がる場合も想定され、業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・安全パトロールの厳格化、安全教育の徹底
・適切な工事保険の付保
建設技術者・技能労働者不足
・長時間労働による人材流出や、需給関係が急激に逼迫し、必要人員の確保が困難になった場合、受注機会の喪失や労働力不足による工事遅延や工事原価の上昇により業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・DXの推進、新工法や新技術の採用による省力化、効率化
・建設技術者の計画的な採用
・協力会社会による技能労働者の確保



リスク
の種類
リスクの概要発生
可能性
影響度対応策等
事 業全般のリスク大規模自然災害の発生
・天候等の原因により予期せぬ大規模災害が発生した場合、従業員や保有資産に対する損害の他、社会的責任及びその使命として社会インフラの復旧等を優先することがあります。これにより施工中の一般工事の取扱が劣後となり、当該工事の遅延や工事原価の上昇を招き、業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・大規模災害に備えた危機管理マニュアルの整備
・BCPの継続的見直しや訓練の実施
法令違反・法的規制
・当社グループが事業を行う上で遵守すべき法令等を一部において何らかの理由で遵守できなかった場合、工事の遅延や営業活動の停止などにより業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、新たな法規制や法令の改廃等があった場合には、事業計画の変更による工事の大幅な変更や遅延により業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・コーポレートガバナンス体制の強化
・法令等の教育の徹底
・外部専門家の活用
保有資産の時価下落
・当社グループの保有する不動産・株式等について、時価が大幅に下落した場合、業績等に一定の影響を及ぼす可能性があります。
・保有資産の適正管理(但し当社の保有する不動産・株式等の資産は少なく、影響は限定的です)
情報漏洩
・顧客情報などの個人情報の流出、役職員のパソコン・スマートデバイス等の紛失・盗難、操作上の錯誤等による情報漏洩が発生した場合、社会的信用を失うとともに、企業イメージの毀損、取引停止、損害賠償金の支払などにより業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・個人情報の取り扱いに関するルール、体制整備
・適切な情報の取り扱い、セキュリティシステムの構築
・社員教育の徹底
サイバー攻撃
・標的型メールやマルウェアによるウィルス感染、不正アクセス等のサーバー攻撃の被害にあった場合、事業活動や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。
・ウィルスの常時監視等情報セキュリティ対策の強化
・重要データのバックアップ体制の構築
・標的型メール訓練など社員教育の徹底
繰延税金資産
・繰延税金資産の一部又は全部が回収できないと判断した場合や、法人税の減税等制度面における変更により、繰延税金資産の額が過大となった場合には、繰延税金資産は費用として計上され、業績等に影響を及ぼす可能性があります。
・安定的な収益基盤の構築
感染症の流行
・新型コロナウイルス感染症の影響は、感染者数の減少とともに現時点では限定的になっておりますが、再度の感染拡大や新たな感染症が発生する可能性は否定できず、事業環境の悪化により業績等に影響を及ぼすリスクと判断しています。
・テレワークの推進・時差出勤の設定
・新規取引先の開拓
・購買ルートの多面的な拡大


従業員の状況研究開発活動


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00093] S100R1DT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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