大豊工業株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)

今後も自動車部品業界においては、グローバルな競争が熾烈となり、経営環境は、一層、厳しくなるものと予想されます。
一方で、2016年3月期は、2013年4月に公表しました「2013-2015年度中期経営計画」の仕上げの年に当たります。
当社は、中期経営方針の「活動の3軸」の下、各種直轄プロジェクトの成果の刈り取り、拡販活動、原価低減活動、新製品の立上げにグループの総力をあげて取り組み、2015年度計画を確実に成し遂げ、VISION2020のスタートにつなげられるよう一層取り組みを加速させてまいります。

■中期経営方針
「信頼されるグローバル企業を目指して」
・強固な経営基盤のもと、継続的に新技術・新製品を展開する
・迅速な海外生産展開により良品廉価製品をグローバルに提供する

■中期経営方針 活動の3軸
1.製品・製造領域のグローバルな拡大
・軸受のグローバル市場を的確に把握し、適時・適地に適確な製品を供給する
・資源、環境動向を先取りした製品を開発・提供し社会に貢献する
・生産拠点の自立化により、グローバル生産体制を強化する
2.製品技術・生産技術の革新
・トライボロジーを軸に軸受から潤滑システムへ技術領域を拡大する
・グローバル競争に勝ち抜く、革新的標準ラインを構築する
3.人財力の強化
・マネジメント力を向上する
・社員が自ら成長できる育成環境と会社風土を創造する
・事技部門の生産性を画期的に向上する

これらの活動を通じて、今後も当社グループは世界のステークホルダーの皆様に信頼される企業を目指し、努力してまいります。