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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AHH2

有価証券報告書抜粋 大鉄工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


(土木事業)
・角型鋼管先端部特殊刃口の開発
当社で多くの施工実績を持つ、線路下横断構造物構築の共通課題である安全確保と施工精度の向上を目指した研究開発を行っている。本技術は、鋼製角型鋼管の刃口先端部に伸縮可能な鋼製油圧刃口を装着し、方向修正が出来る装置を開発し施工精度の向上を図るとともに、施工時に常に切羽へ刃先を挿入して、上部からの土砂崩壊を防止することを目的としている。これまでに線路下横断構造物構築の工事での確認検証を終え、当年度は刃先の伸縮機能の改善を検討した。

・橋台背面盛土の沈下抑制工法の開発
橋台背面盛土部の沈下を抑制する工法を西日本旅客鉄道株式会社、前田建設工業株式会社と共同で研究開発を行っている。当年度において線路への影響が少ない高圧噴射工法により改良体を造成する沈下抑制工法を開発した。

・盛土法肩部に新設する防風柵等の基礎構造の開発
西日本旅客鉄道株式会社では、強風時における安全性の向上のため、防風柵を設置する工事を進めている。当該工事において、進入路が限られる盛土法肩部などで人力による簡易な施工が可能となる基礎構造の開発が望まれており、小口径スパイラル杭を活用した基礎構造の開発を西日本旅客鉄道株式会社と共同で進めている。

・線路上空を横断するこ線道路橋等の改修および防音壁改良の施工性改善に向けた足場、施工機械等の開発
近年、線路上空を横断するこ線道路橋等の改修工事が増加していること、ならびに北陸新幹線において環境基準を満たすための防音壁嵩上げ工事等を進めており、日々の準備作業等の施工性改善を目指した足場等の開発を行っている。

(建築事業)
・免震レトロフィット工法の開発
当社の所有する社員寮において免震レトロフィット工法の設計および施工技術の研究開発を行っている。昨年度より試験施工を進めており、当年度においては、免震装置設置時における建物の鉛直変位制御方法の検証、免震建物の仕上げの可動性能の確認実験、維持管理面で地震後の残留変位を復位するための作業検証を目的とした残留変位復位実験を行い、確認・検証を終了した。

(兼業事業)
研究開発活動は特段行われていない。

なお、当連結会計年度における研究開発費は41百万円である。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00264] S100AHH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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