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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009RWS

有価証券報告書抜粋 大阪有機化学工業株式会社 業績等の概要 (2016年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の効果などを背景に企業収益が好調に推移し、景気は緩やかな回復基調となりました。一方、海外においては、新興国や資源国経済の減速、米国経済の動向や英国のEU離脱問題など依然として先行きは不透明な状況が続いております。
また、化学工業界におきましては、国内景気の回復や原油安などにより、全体的な事業環境は堅調に推移いたしました。
このような情勢の下、当社グループは、前連結会計年度(2015年11月期)よりスタートしました10ヶ年の中長期経営計画「Next Stage 10」の目標達成に向けて、各種施策に取り組んでおります。安定収益基盤としての化成品事業においては、主力のアクリル酸エステルの収益性アップと海外拡販に注力しております。先端材料事業としての電子材料事業においては、主力製品のシェア拡大と次世代表示材料の開発に努めてまいりました。また、機能化学品事業においては、新規分野の開拓と海外拡販の強化とともに、既存製品の合理化と拡販による採算性の改善を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は235億8千6百万円(対前年同期比0.5%減)、営業利益は24億4千1百万円(対前年同期比54.7%増)、経常利益は25億9千6百万円(対前年同期比48.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億4千4百万円(対前年同期比57.2%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。(セグメント間取引を含んでおります。)
①化成品事業
化成品事業におきましては、アクリル酸エステルグループは、自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用の販売が堅調に推移しましたが、海外向けの販売が低調となり売上高は減少いたしました。メタクリル酸エステルグループは、売上高が横ばいとなりました。また、原価低減の効果等によりセグメント利益は大幅に増加いたしました。この結果、売上高は103億5千3百万円(対前年同期比3.5%減)、セグメント利益は6億5千7百万円(対前年同期比93.9%増)となりました。
②電子材料事業
電子材料事業におきましては、表示材料グループは、パネルメーカーの低迷の影響により売上高は減少いたしました。半導体材料グループは、販売が堅調に推移し売上高は増加いたしました。また、半導体材料グループの売上高の増加に伴いセグメント利益は増加いたしました。この結果、売上高は77億5千4百万円(対前年同期比2.4%増)、セグメント利益は12億9千7百万円(対前年同期比21.1%増)となりました。
③機能化学品事業
機能化学品事業におきましては、化粧品原料グループは、海外向け販売が好調に推移し売上高は増加いたしました。機能材料グループは、販売が堅調に推移し売上高は増加いたしました。また、利益率の高い製品比率の増加によりセグメント利益は大幅に増加いたしました。この結果、売上高は56億3千7百万円(対前年同期比2.5%増)、セグメント利益は5億2百万円(対前年同期比206.6%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により獲得した33億2千2百万円から、投資活動に29億3百万円投資し、財務活動において6億4千2百万円増加となったことなどにより、10億5千2百万円増加し、32億2千5百万円(対前年同期比48.4%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益28億9千4百万円、非資金損益項目である減価償却費15億3千8百万円、売上債権の増加額1億5千1百万円及び仕入債務の増加額2億2千6百万円などにより、33億2千2百万円の増加(前年同期は28億9千8百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出29億7千万円、定期預金の払戻による収入24億9千万円、有形固定資産の取得による支出23億6千7百万円及び投資有価証券の取得による支出8億6百万円などにより、29億3百万円の減少(前年同期は24億3千万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入18億3千7百万円、長期借入金の返済による支出4億6千5百万円及び配当金の支払額4億5千万円などにより、6億4千2百万円の増加(前年同期は7億3千8百万円の減少)となりました。
当企業集団のキャッシュ・フロー指標のトレンド
第66期第67期第68期第69期第70期
自己資本比率(%)74.773.669.576.774.6
時価ベースの自己資本比率(%)27.132.432.642.550.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率0.910.241.050.300.68
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)64.1217.9190.0411.7315.3

(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。
(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利息を支払っている全ての負債を対象としております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00855] S1009RWS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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