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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AIK5

有価証券報告書抜粋 太平化学製品株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、各種の政策効果もあり、雇用や所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、円安に伴う企業収益の改善や中国・アジア新興国での景気の持ち直し、欧米諸国における景気拡大があるものの、欧州の政治情勢や米国の政策の不確実性等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは販売価格の維持、生産効率のアップ及び生産コスト低減に努めたものの、国内外需要の低迷が大きく影響し、当連結会計年度の売上高は4,666百万円、対前年同期比275百万円(対前年同期比△5.6%)の減収となりました。利益面においては、営業損益は棚卸資産の処分及び評価損を計上したことにより、216百万円の営業損失、対前年同期比222百万円の減益、経常損益は239百万円の経常損失、対前年同期比244百万円の減益となりました。親会社株主に帰属する当期純損益は、繰延税金資産の取り崩しを行ったこと等により、562百万円の親会社株主に帰属する当期純損失(前期:親会社株主に帰属する当期純損失40百万円)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
(合成樹脂事業)
合成樹脂事業は、塩ビ製品における水処理及びラミネート分野の需要低迷、押出製品における照明用部材等の低調さにより、売上高は2,920百万円、対前年同期比276百万円(同△8.6%)の減収となりました。一方、利益面では、売上高の減収に加え、棚卸資産の処分及び評価損を計上したことにより、セグメント利益は58百万円、対前年同期比143百万円(同△71.3%)の減益となりました。
(化成品事業)
化成品事業は、主力のカラーチップ製品の販売が好調に推移したことにより、導電ゴムコンパウンド製品等の落ち込みをカバーし、売上高は1,745百万円、対前年同期比0百万円(同0.0%)の増収となりました。一方、利益面では、高付加価値品の売上割合が減少したことに加え、棚卸資産の処分を行ったことにより、セグメント利益は231百万円、対前年同期比63百万円(同△21.6%)の減益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、660百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は159百万円となりました。主な増加要因は、売上債権の減少、棚卸資産の減少であり、主な減少要因は仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は75百万円となりました。主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は72百万円となりました。主に長期借入金の返済及び配当金の支払いによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00844] S100AIK5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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