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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054SE

有価証券報告書抜粋 富士通コンポーネント株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、中国の成長鈍化や新興国経済に一部に陰りがみられ、夏場以降は、特にユーロ圏内でギリシャ財政問題が再発し、先行きが不透明ではあるものの、アメリカなど先進国が比較的好調に推移したことで、全体としては緩やかに回復をしております。
日本経済についても、アベノミクス及び日銀の政策等により円安・株高が継続し、緩やかな回復基調が継続しており、昨年4月の消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動影響は若干あったものの、今後も景気拡大は緩やかに持続していくと考えられます。
当社グループが属する電子部品業界におきましても、一部で不透明感は残るものの、大企業を中心とした景況感は比較的高い水準で推移しており、全体としては堅調に推移し、長期的にみると緩やかな景気拡大は持続していくと考えられます。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ3,870百万円増の46,943百万円(前期比9.0%増)となりました。

(ディスクリートデバイス部門)
車載・産業機器向けリレー等の安定した所要に対応し、売上高は21,740百万円(前期比7.1%増)となりました。
(入出力デバイス部門)
キーボードの需要減があったものの、タッチパネル、サーマルプリンタ及び無線モジュールが堅調に推移したため、売上高は18,526百万円(前期比10.5%増)となりました。
(その他部門)
車載用コントロール基板が増産となり、売上高は6,676百万円(前期比11.1%増)となりました。

損益面につきましては、成長戦略品であるリレー、タッチパネル、サーマルプリンタの積極的拡販による売上拡大を行い、また、生産性改善やコストダウン等による原価低減を実施し、円安による追い風もあり、当連結会計年度において822百万円の営業利益(前期比674.9%増)を確保いたしました。
経常利益につきましては、円安に伴う為替差益179百万円の計上により、939百万円の経常利益(前期比208.6%増)となりました。
当期純利益につきましては、通常損益の改善に加えて投資有価証券売却益、繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額△340百万円の計上により、1,143百万円(前期比442.8%増)となりました。


[地域別の売上]
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
当連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
前期比
日本23,34724,6951,347
アジア12,69615,1622,465
北米2,9073,133226
ヨーロッパ4,1213,951△169
合計43,07346,9433,870
(海外売上比率)( 45.8%)( 47.4%)( 1.6%)


1. 日本
国内は、キーボード及びコネクタの需要減はありましたが、車載向けリレー及びタッチパネル、無線モジュールが堅調に推移し、売上高は24,695百万円(前期比5.8%増)となりました。
2. アジア
アジアは、中国でのキーボードの減はありましたが、車載及び産業機器向けリレーやタッチパネル、サーマルプリンタが好調に推移し、為替影響による増を含めて、売上高は15,162百万円(前期比19.4%増)となりました。
3. 北米
北米は、リレー及びサーマルプリンタが堅調に推移し、為替影響による増を含めて、売上高は3,133百万円(前期比7.8%増)となりました。
4. ヨーロッパ
ヨーロッパは、サーマルプリンタは堅調に推移しましたが、産業機器向けリレーが減となり、売上高は3,951百万円(前期比△4.1%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ56百万円減少し、1,248百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,550百万円の収入(前期比1,303百万円増)となりました。収入は主に税金等調整前当期純利益1,065百万円、減価償却費1,717百万円、仕入債務の増加317百万円等によるもので、支出は主に売上債権の増加813百万円、たな卸資産の増加506百万円、投資有価証券売却益126百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、217百万円の支出(前期比1,314百万円減)となりました。主に有形固定資産の売却による収入1,253百万円、投資有価証券の売却による収入423百万円、有形固定資産の取得による支出1,553百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,410百万円の支出(前期は1,227百万円の収入)となりました。主に短期借入金の減少額740百万円及び割賦債務の返済による支出599百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01871] S10054SE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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