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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100243A

有価証券報告書抜粋 富士通フロンテック株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における経済環境は、新たに出された経済政策への期待感から、年度末にかけて円安基調への転換や株価の回復が急速に進み、明るさが増してきたものの、設備投資の抑制等が続き、海外では欧州債務問題の長期化に加え、新興国経済の減速感が強まりました。
このような状況のもと、金融ビジネスにおきましては海外向けATM用メカコンポーネントを中心に好調に推移いたしました。流通ビジネスにおきましては、国内外でPOSが伸長し、産業・公共ビジネスにおきましては、中古車市場向けせりシステムを中心に表示システムが増加いたしました。サービスビジネスにおきましては、金融サービスを中心に堅調に推移いたしました。以上の結果、連結売上高は107,913百万円(前年度比7.4%増、7,392百万円の増)と過去最高の売上高となりました。
損益につきましては、売上高の増加に伴う荒利益の増加に加え、昨年度から全社を挙げて取り組んでいる事業効率化対策の効果や為替の円安基調等により、連結営業利益は4,062百万円(同 72.4%増、1,706百万円の増)、連結経常利益は3,965百万円(同 67.7%増、1,601百万円の増)を計上いたしました。連結当期純利益につきましては、事業構造改善費用等を特別損失として計上いたしましたが、営業利益の増加を主因に1,785百万円(同 346.0%増、1,385百万円の増)となりました。

当連結会計年度におけるセグメント別の概況は次のとおりであります。
なお、第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとしての区分を変更しており、当連結会計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいています。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「1.報告セグメントの概要」をご参照ください。

[金融ビジネス]
金融ビジネスにつきましては、中国・欧米市場向けを中心に、海外ATM用メカコンポーネントが好調に推移いたしました。さらに、国内においてもATMおよび営業店端末が堅調に推移したことなどから、連結売上高は43,897百万円(前年度比12.1%増、4,728百万円の増)となりました。
損益につきましては、海外向けメカコンポーネントおよび国内向けATM関連ソフトウェアが増加したことに加え、徹底した費用の効率化に取り組んだことなどにより、連結営業利益は3,571百万円と、前年度比では859百万円の増益となりました。
[流通ビジネス]
流通ビジネスにつきましては、国内外においてPOSおよびRFIDが伸長したことなどにより、連結売上高は21,543百万円(前年度比8.8%増、1,735百万円の増)となりました。
損益につきましては、為替による購入差損が大きく発生したものの、売上高の増加による損益改善に加え、事業構造改善効果により、前年度比では745百万円改善し、連結営業損失981百万円となりました。
[産業・公共ビジネス]
産業・公共ビジネスにつきましては、大型中古車市場向けせりシステムの獲得に加え、競技場表示システムの大幅増加や、トータリゼータ端末が堅調に推移した結果、連結売上高は23,583百万円(前年度比4.1%増、938百万円の増)となりました。
損益につきましては、トータリゼータ端末に関連する新システムの開発費の増加はあったものの、売上高の増加に伴う荒利益の増加により、連結営業利益1,530百万円と前年度比で66百万円の増となりました。
[サービスビジネス]
サービスビジネスにつきましては、店舗向けATMサービスやATMアウトソーシングビジネスなどの金融サービスを中心に堅調に推移したことなどから、連結売上高17,745百万円(前年度比2.5%増、437百万円の増)となりました。
損益につきましては、継続的に費用の効率化に取り組んでいるものの、価格競争の激化による荒利益の減少により、連結営業利益1,085百万円と前年度比で23百万円の減となりました。
[その他]
その他ビジネスには、金型・切削加工事業や福利厚生事業などが含まれており、連結売上高1,143百万円(前年度比28.1%減、447百万円の減)、連結営業損失50百万円となりました。

(その他)
2014年2月、当社元従業員が、横浜銀行様のATMソフトウェア保守業務におけるトラブル解析等に際して、ATM内部の情報を不正に取得し、カードを偽造のうえ、これを使用して他人の口座から現金を不正に引き出したことが判明いたしました。
これを踏まえ、改めてグループの行動規範である「富士通フロンテック・ウェイ」の順守を徹底したほか、社内システムの総点検を完了するとともに、諸対策を既に実施しております。今後も、お客様に安心安全なシステムを「新たな価値」として提供することにより、より一層の社会貢献に努めてまいります。

(2)キャッシュ・フロー

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは7,809百万円のプラスとなりました。2014年度第1四半期の所要に対応したたな卸資産の増加はあるものの、減価償却費及び当期純利益による資金の増加、回収促進に伴い売上債権を圧縮したことによる運転資本の増加が主要因であります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動によるキャッシュ・フローは341百万円のプラスとなりました。前年度比では固定資産の購入の減少により、4,735百万円の支出減となりました。
この結果、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローを合わせたフリーキャッシュ・フローは8,151百万円のプラスとなり、前年比では5,748百万円の収入増となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動によるキャッシュ・フローは、4,206百万円のマイナスとなりました。これは、短期借入金の返済が主要因であります。前年比では1,853百万円の支出増となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、4,084百万円増加し6,221百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01969] S100243A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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