シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TH2

有価証券報告書抜粋 富士通フロンテック株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、新興国経済の減速感や急激な為替の変動など、不安定さを増しながら推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは国内ATMの大口需要への対応や海外メカコンポーネントビジネスの伸長など、国内外において金融ビジネスが好調に推移したことにより、連結売上高は120,149百万円(前年度比10.4%増、11,281百万円の増)となり、連結売上高として上場来最高であるとともに、海外売上高においても過去最高となりました。
損益につきましては、売上高の増加に伴う荒利益の増加に加え、事業効率化の効果などにより連結営業利益は5,503百万円(同 24.3%増、1,074百万円の増)となりました。連結経常利益につきましては、急速な円高の進行による為替差損により4,678百万円(同 3.0%減、145百万円の減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、3,257百万円(同 16.4%増、459百万円の増)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2年連続で上場来の最高益を更新いたしました。

当連結会計年度におけるセグメント別の概況は次のとおりであります。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「1.報告セグメントの概要」をご参照ください。

[金融ビジネス]
金融ビジネスにつきましては、国内市場が大きなリプレース時期を迎え、これらの需要に対し確実に対応したことにより、ATMおよび営業店端末ならびに関連ソリューションが伸長いたしました。さらに、海外向けメカコンポーネントにつきましても、中国および欧州市場向けが引き続き好調に推移いたしました。また、メカコンポーネントの増産に対応するため、フィリピン工場の拡充により生産能力を増強し、今後のグローバルビジネスの拡大にも対応できる環境を整えました。以上の結果、連結売上高は63,332百万円(前年度比27.4%増、13,639百万円の増)となりました。
損益につきましては上記の増収効果に加え、製造効率の向上ならびにコストダウン努力により、5,826百万円の営業利益となり、前年度比では2,208百万円増加いたしました。
[流通ビジネス]
流通ビジネスにつきましては、モバイル端末ビジネスの大口商談受注および欧米向けセルフチェックアウトシステムの所要増加により拡大いたしましたが、今年度に実施した欧米向けPOSビジネスの商流変更の影響により、連結売上高は18,019百万円(前年度比7.8%減、1,516百万円の減)となりました。
損益につきましては、モバイル端末の売上増による荒利増や上記の商流変更により欧米向けPOSビジネスは損益が改善いたしました。しかしながら、為替影響や国内・アジア向けPOSのSCM移管に伴う費用を計上したことなどにより、連結営業損失は1,014百万円と前年度比では127百万円の悪化となりました。
[産業・公共ビジネス]
産業・公共ビジネスにつきましては、公営競技向け大型映像装置やせりシステムなどが伸長いたしましたが、トータリゼータ端末の前年度にあった大口需要の一巡から減収となり、連結売上高は20,413百万円(前年度比2.7%減、573百万円の減)となりました。
損益につきましては、上記の減収影響はあったものの、コストダウンを強力に推進したことなどにより1,631百万円の連結営業利益と前年度並みとなりました。
[サービスビジネス]
サービスビジネスにつきましては、店舗向けATMや流通保守サービスなどが減少したことなどにより、連結売上高は17,385百万円(前年度比1.5%減、272百万円の減)、連結営業利益は1,017百万円と前年度比107百万円の減少となりました。引き続き、大手顧客向け導入サービスなどLCMサービスビジネスの拡大に注力するとともに、ガソリンスタンド向け現金管理運用サービスなど新サービスの拡販を積極的に推進してまいります。

[その他]
その他ビジネスには、金型・切削加工事業や福利厚生事業などが含まれており、連結売上高998百万円(前年度比0.4%増、4百万円の増)、連結営業利益144百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年度末の売掛金を回収したことにより、8,082百万円となりました。前年度比では、1,407百万円の収入増となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,168百万円と、前年度比では1,350百万円の支出減となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動によるキャッシュ・フローは△3,046百万円となりました。前年度比では、主に借入金の返済により1,479百万円の支出増となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は10,895百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01969] S1007TH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。