有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100814B
小倉クラッチ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)
(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では、雇用情勢が着実に改善し個人消費も堅調に推移したこと等から緩やかな景気拡大が続き、欧州の景気も次第に明るさが見えてまいりました。中国では、製造業の低迷、不動産投資の鈍化と過剰設備等から景気減速が継続し、新興国においては、資源価格の下落や為替相場の変動に左右される状況が続いています。
一方、日本経済は、当初は、円安、株高基調や好調な企業収益を背景に設備投資が改善するなど順調に推移してまいりましたが、期の後半にかけては、中国の景気減速、資源価格の下落や急速な円高進行と、当社を取り巻く経済環境は不透明な状況が続いています。
このような状況のもとで、当社グループはグローバル市場で積極的な販売活動を行ってまいりました。その結果、当連結会計年度における売上高は、38,664百万円(前連結会計年度比4.5%増)となりました。営業利益は1,043百万円(前連結会計年度比9.7%増)、経常利益は517百万円(前連結会計年度比50.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は171百万円(前連結会計年度比58.2%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①輸送機器用事業
輸送機器用事業においては、国内の自動車生産の減少、中国の景気減速の影響はあったものの、東南アジアや北米の販売が増加したこと等から堅調に推移してまいりました。
その結果、売上高は27,697百万円(前連結会計年度比5.3%増)となり、セグメント利益は935百万円(前連結会計年度比29.4%増)となりました。
②一般産業用事業
一般産業用事業においては、モーター、変・減速機業界向けの販売は減少となりましたが、OA業界向けの販売は前年並みで推移し、昇降・運搬業界向け等の販売は増加となりました。
その結果、売上高は9,626百万円(前連結会計年度比1.0%増)となり、セグメント損失は23百万円(前連結会計年度は165百万円のセグメント利益)となりました。
③その他
その他では、売上高が1,339百万円(前連結会計年度比16.3%増)となりました。セグメント利益は133百万円(前連結会計年度比26.1%増)となりました。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フロー計算書 要約
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ354百万円減少し、6,189百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,088百万円(前連結会計年度比745百万円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益554百万円と減価償却費1,306百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,447百万円(前連結会計年度比214百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,469百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は187百万円(前連結会計年度比164百万円増)となりました。これは主に短期借入金と長期借入金の純増額566百万円および配当金の支払による支出149百万円によるものです。
当連結会計年度における世界経済は、米国では、雇用情勢が着実に改善し個人消費も堅調に推移したこと等から緩やかな景気拡大が続き、欧州の景気も次第に明るさが見えてまいりました。中国では、製造業の低迷、不動産投資の鈍化と過剰設備等から景気減速が継続し、新興国においては、資源価格の下落や為替相場の変動に左右される状況が続いています。
一方、日本経済は、当初は、円安、株高基調や好調な企業収益を背景に設備投資が改善するなど順調に推移してまいりましたが、期の後半にかけては、中国の景気減速、資源価格の下落や急速な円高進行と、当社を取り巻く経済環境は不透明な状況が続いています。
このような状況のもとで、当社グループはグローバル市場で積極的な販売活動を行ってまいりました。その結果、当連結会計年度における売上高は、38,664百万円(前連結会計年度比4.5%増)となりました。営業利益は1,043百万円(前連結会計年度比9.7%増)、経常利益は517百万円(前連結会計年度比50.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は171百万円(前連結会計年度比58.2%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①輸送機器用事業
輸送機器用事業においては、国内の自動車生産の減少、中国の景気減速の影響はあったものの、東南アジアや北米の販売が増加したこと等から堅調に推移してまいりました。
その結果、売上高は27,697百万円(前連結会計年度比5.3%増)となり、セグメント利益は935百万円(前連結会計年度比29.4%増)となりました。
②一般産業用事業
一般産業用事業においては、モーター、変・減速機業界向けの販売は減少となりましたが、OA業界向けの販売は前年並みで推移し、昇降・運搬業界向け等の販売は増加となりました。
その結果、売上高は9,626百万円(前連結会計年度比1.0%増)となり、セグメント損失は23百万円(前連結会計年度は165百万円のセグメント利益)となりました。
③その他
その他では、売上高が1,339百万円(前連結会計年度比16.3%増)となりました。セグメント利益は133百万円(前連結会計年度比26.1%増)となりました。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フロー計算書 要約
科 目 | 前連結会計年度(百万円) | 当連結会計年度(百万円) | |
現金・現金同等物期首残高 | 5,690 | 6,543 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,834 | 1,088 | |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,233 | △1,447 | |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 23 | 187 | |
現金・現金同等物に係る換算差額等 | 228 | △182 | |
現金・現金同等物増減額 | 853 | △354 | |
現金・現金同等物期末残高 | 6,543 | 6,189 |
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,088百万円(前連結会計年度比745百万円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益554百万円と減価償却費1,306百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,447百万円(前連結会計年度比214百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,469百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は187百万円(前連結会計年度比164百万円増)となりました。これは主に短期借入金と長期借入金の純増額566百万円および配当金の支払による支出149百万円によるものです。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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