シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002WUE

有価証券報告書抜粋 小津産業株式会社 業績等の概要 (2014年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による積極的な経済政策や日本銀行の金融緩和策等を背景にした円高是正や株価上昇により企業収益の改善や個人消費の持ち直しが見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、新興国経済の減速による世界経済の不安定さや円安による輸入価格の上昇等の懸念があり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中、当社グループといたしましては、引き続き「海外戦略の強化」、「新事業・新商品の創出」、「コンバーター機能の強化・拡充」、「グループ各社の連携強化」、「人材育成」という中長期的な経営戦略に基づき営業活動を展開してまいりました。
また、前連結会計年度末に株式会社ディプロを、第1四半期連結会計期間より小津(上海)貿易有限公司を、それぞれ連結の範囲に含めており、両社の業績が第1四半期連結会計期間より連結業績に反映されております。
なお、家庭紙・日用雑貨事業におきましては、消費者の低価格志向と競争激化という経営環境下において、より細やかな収益管理を行い、迅速かつ柔軟な経営判断を可能とするため、第1四半期連結会計期間より「得意先別採算管理システム」を導入いたしました。また、これに伴い、仕入割引の捉え方の見直しを行い、第1四半期連結会計期間より仕入割引に関わる会計方針の変更を行いました。具体的な変更内容につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は392億42百万円(前期比11.1%増)となり、経常利益は5億45百万円(前期比23.7%増)、当期純利益は3億42百万円(前期比60.6%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の状況は以下のとおりであります。
(不織布事業)
エレクトロニクス分野につきましては、スマートフォンやタブレット用途および自動車関連用途のデバイス産業向けが回復基調にあり、堅調に推移いたしました。また、中国市場におけるコスメティック分野が大きく伸長し、第1四半期連結会計期間より新たに連結の対象に含めた小津(上海)貿易有限公司も業績に寄与したこともあり、増益となりました。しかし、メディカル分野は、安価な輸入品の流入や病院経営環境の厳しさを背景に出荷が低調に推移しており、業績は伸び悩みました。
前連結会計年度末より新たに連結の対象に含めた株式会社ディプロでは、季節商品や除菌関連のウェットティシュの製造販売が好調に推移いたしました。
また、連結子会社の日本プラントシーダー株式会社が担うアグリ分野では、一部の地域で天候不順による影響があったものの、業績は堅調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は134億60百万円(前期比31.0%増)、セグメント利益は5億33百万円(前期比121.7%増)となりました。
(家庭紙・日用雑貨事業)
連結子会社のアズフィット株式会社が営む家庭紙・日用雑貨事業につきましては、国内製紙メーカーの生産調整等を背景とする価格修正の動きによりティシュペーパーの店頭価格の底値は上昇しましたが、消費者の根強い低価格志向や廉価な輸入品の流入により販売価格は軟調に推移し、新規エリアの開拓等により増収となったものの、利益面では引き続き低調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は257億46百万円(前期比3.0%増)、セグメント利益は22百万円(前期比67.8%減)となりました。
(その他の事業)
その他の事業につきましては、賃貸不動産の改修工事に伴う一時的なテナント減少等もあり、売上高は36百万円(前期比31.3%減)、セグメント利益は3百万円(前期比27.6%減)となりました。

(注1)第1四半期連結会計期間より仕入割引に関わる会計方針の変更を行っているため、前連結会計年度との比較においては、当該会計方針の変更を遡及適用した数値を用いております。
(注2)日本プラントシーダー株式会社およびアズフィット株式会社の決算期は2月末日のため、当連結会計年度には各社の2013年3月から2014年2月の実績が、株式会社ディプロの決算期は3月末日のため、当連結会計年度には同社の2013年4月から2014年3月の実績が反映されております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フロー増加額が5億86百万円(前期比87百万円増)、投資活動によるキャッシュ・フロー減少額が5億70百万円(前期比42百万円増)、財務活動によるキャッシュ・フロー減少額が1億25百万円(前期比9百万円減)となり、当連結会計年度末の残高は前期末に比べ85百万円減少し、33億22百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態の分析 ②キャッシュ・フロー」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02842] S1002WUE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。