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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009XSA

有価証券報告書抜粋 山崎製パン株式会社 対処すべき課題 (2016年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


今後の見通しといたしましては、わが国経済は緩やかな回復基調が持続し、雇用や所得の改善が続き、個人消費が持ち直していくことが期待されますが、海外の政治・経済の不確実性が懸念されるなど、景気の先行きは予断を許しません。
パン・菓子業界におきましては、お客様の節約志向が続き販売競争が激化することが予測されます。また、コンビニエンスストア業界におきましては、大手チェーンの積極的な出店が続き、店舗間の競争が一段と激化し、経営環境が厳しさを増すものと予測されます。
このような状況下にありまして、当社グループは、引き続き品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、高品質・高付加価値製品を開発する一方で値頃感のある製品を投入して消費の二極化への対応をはかるなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦略、小委員会による「なぜなぜ改善」を推進してまいります。さらに、当社グループ一丸となって内部管理体制の充実と業務の効率化をはかり、新しい価値と新しい需要を創造して使命達成に邁進してまいります。
食パンは、3大ブランドの「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」を中心に、品質訴求と売場づくりの推進によって売上拡大につとめてまいります。「ロイヤルブレッド」につきましては、上質な小麦粉を使用したワンランク上の「ロイヤルブレッドプレミアム」を投入してブランドの強化をはかってまいります。また、高品質・高付加価値製品のゴールドシリーズにつきましては、「レーズンゴールド」、「チーズゴールド」に加え、昨年末に発売した「チョコゴールド」を合わせてブランドの育成を進めるとともに、健康志向の食パンの開発を進め、更なる売上の伸長をはかってまいります。
菓子パンは、新規技術を活用した既存製品の品質向上に取り組むとともに、市場動向に即応した製品開発を推進してまいります。「厳撰100品」を中心とする売上上位品の取扱拡大を強化するとともに、消費の二極化に対応して、高品質・高付加価値製品と値頃感のある製品の開発を推進し、売上拡大をめざしてまいります。また、ヤマザキグループ独自の技術とルヴァン種を活用した高品質なハードロールやアルチザンブレッドなどの製品を積極的に開発し、新しい需要を創造してまいります。
和菓子は、主力の串団子、大福、まんじゅうの育成につとめるとともに、山崎謹製シリーズの品質、規格を見直し、新製品を投入してラインアップを充実し、「やまざき」和菓子ブランドの確立をはかってまいります。また、値頃感のある徳用製品の充実や際物製品の開発に取り組み、売場の品揃えを強化し、売上拡大をめざしてまいります。
洋菓子は、まるごとバナナシリーズや2個入り生ケーキなど主力製品の拡販につとめるとともに、「プレミアムスイーツ」につきましては主力製品の取扱強化や新製品開発を推進し、売上拡大をはかってまいります。また、コンビニエンスストア向けの製品開発を強化し、取引拡大をめざしてまいります。
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカに導入した最新鋭の設備を活用した米飯の品質の安定向上とサンドイッチ用食パンの品質向上による新製品開発に積極的に取り組んでまいります。また、マーケティング活動を強化して季節感のある製品提案や重点製品の育成につとめるとともに、コンビニエンスストアチェーンとの取引拡大をはかってまいります。
製菓・米菓・その他商品類は、グループ各社の特徴のある製品群を活用したカテゴリー別のブランド戦略を推進するとともに、当社グループの総力を挙げて、新ブランドYBCの育成と市場定着に取り組み、売上拡大をめざしてまいります。
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、グループ各社の強みを最大限活用し、「ヤマザキベストセレクション」を中心に品質向上と新製品開発に取り組み、お客様に喜ばれる製品提供につとめてまいります。また、デイリーベーカリーの機能を活かして焼きたてパンの品揃えを充実し、店舗改装を実施するなど、店舗競争力の強化をはかるとともに、リージョンと各工場が一体となって重点エリアを絞り込んだ店舗開発を推進し、チェーン店舗数の増加を期してまいります。
次期は、兵庫県神戸市西区の西神工業団地において神戸工場の建設を進め、2018年3月の稼働をめざします。神戸工場には、食品安全衛生面でAIBフードセーフティに準拠した設備設計の下、最新鋭の製パン機械設備を導入し、関西地区の基幹工場として食パンおよび菓子パンの製品供給をはかり、将来にわたる効率的な生産・物流体制を構築してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00375] S1009XSA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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