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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J233 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 岡本硝子株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は180,994千円であります。
事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

(1)光学事業
① 研究開発の基本方針
光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。
② 主要研究開発テーマ
当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しております。本年度はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法の開発に成功しました。
今後、これらの技術を製品に適用することで、さらに複雑かつ高精度の光学レンズの開発を進めてまいります。

(2)照明事業
① 研究開発の基本方針
LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。
② 主要研究開発テーマ
固体光源用レンズ・ミラーおよび蛍光体分散ガラスの開発PIG(Phospher in Glass)を行っております。

(3)機能性薄膜・ガラス事業
① 研究開発の基本方針
フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。
② 主要研究開発テーマ
フリット
太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、特に固体光源に使用される蛍光体分散ガラスの製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。
また、固体光源製品に使用される高反射レジストインクや蛍光基板は基礎開発を終え、製品開発へと進んでまいりました。
本年度、当社は波長250nm~280nm深紫外線の反射率を95%以上とする高反射レジストの開発に成功し、量産出荷を開始致しました。今後のウィルス等の殺菌装置・デバイスへの応用展開を期待しております。

機能性薄膜(Hi-Silver®、加飾蒸着Pearl Clear®)
Hi-Silver®
光学部品のミラーは、従来のアルミ蒸着より高い反射率の高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」の開発を進めてまいりました。従来よりさらに耐久性を向上させ、さらなるコストダウンに成功し、さらなるコストパフォーマンスの向上を実現致しました。今後、センサーや医療機器といった分野への応用を狙い、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板にも対応できるよう開発を進めてまいります。

Pearl Clear®
化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。今回、化学処理された化粧瓶の表面に「加飾蒸着」を実施することで、見る角度によって様々な色、風合いを出す技術の開発を完了しました。意匠権を取得しPearl Clearと名付け、商標登録を完了致しました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01221] S100J233)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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