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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081BO

有価証券報告書抜粋 岩井コスモホールディングス株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


業績等の概要メニュー事業等のリスク

当社グループを取り巻く環境は、中国をはじめとする新興国の景気減速や原油価格の下落など、海外発のリスク懸念の高まりから混迷を極めました。また、日銀がマイナス金利導入という未踏の領域に突入したことも先行きへの不安を増幅させております。このような投資環境において、投資アドバイザーである証券営業員の果たす役割は、一層重要性を増しております。
当社は、2015年5月に創業100周年を迎え、長きに亘りご支援頂きました株主様、お客様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様に感謝するとともに、100年の歴史の重みと伝統を胸に「次の100年」での更なる飛躍を目指して参ります。とりわけ、今後、当社グループが持続的な成長を果たすためには、市場動向による影響を受けにくい収益基盤を構築することが重要であると認識しております。その取り組みとして、株式委託手数料をはじめとするフロー収入に依存した収益構成からの脱却を目指し、ストック収入の源泉となる投資信託及び信用取引の残高増加に引き続き注力して参ります。
また、NISA(少額投資非課税制度)口座の獲得など、金融機関による顧客獲得競争が熾烈を極める中、当社グループが他社との競争優位性を保持するためには、お客様とより深い信頼関係を構築することが不可欠であると認識しております。これには「フィデューシャリー・デューティー(受託者責任)」の徹底、すなわち、営業員がお客様の利益最大化に向けた金融商品・サービスの提供に倫理観を持って行動することが重要であると考えます。また、営業員が投資アドバイザーとして、付加価値の高い投資情報サービスを提供すべく、毎朝、東京・大阪・ニューヨーク・ロンドンとの中継によるミーティングを、Web回線を通じて全国の営業員にリアルタイムで伝え、当該情報を営業員からお客様に迅速にお届けする体制を構築しております。さらに、投資調査部門による成長期待の高い中小型銘柄の情報提供やNISAの活用など、お客様の中長期的な資産運用の一助になるよう尽力して参ります。こうした取り組みは、営業員とお客様の信頼関係をより深化させ、当社グループが持続的な成長を果たすための競争力の強化に資するものと認識しております。
2016年4月を起点とする新たな中期経営計画(2017年3月期~2019年3月期)では、これらの課題を踏まえ各重点施策及び数値目標を策定いたしました。当社グループの「次の100年」の飛躍への第一歩となるよう、役職員一丸となって取り組んで参る所存です。


1.安定収益による固定費カバー率50%以上(最終年度)
2.証券18社平均を上回るROE(自己資本利益率)と上位ランクの維持
3.お客様との信頼関係の強化
4.M&Aやアライアンスの模索

さらに、当社グループでは、企業活動を展開するうえでCSR(企業の社会的責任)の取り組みが重要課題の一つであると認識しております。その活動の柱として、2007年より、毎決算期毎に利益の1%程度を留保して参りました「社会貢献積立金」を、2016年10月開催予定のグループ創業100周年の記念式にて、環境や福祉、伝統承継等の観点から該当の施設・団体等に寄附する予定です。なお、寄附先につきましては、外部有識者を中心に構成する委員会にて慎重に検討を重ね選定いたします。


業績等の概要事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03788] S10081BO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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