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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Z8E

有価証券報告書抜粋 岩崎電気株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では設備投資や輸出が伸び悩んだものの、失業率の低下、賃金の上昇等により個人消費は底堅く推移しました。また、ユーロ圏においても、労働環境の改善や好調な住宅投資等を背景に景気は緩やかな回復傾向が続きましたが、当年度後半の中国を中心とする新興国の景気鈍化の影響を受け、世界経済全体が減速基調となりました。わが国経済は、大企業を中心に企業収益は高水準にあるものの、年明け以降の株価の下落や円高進行等が企業の景況感および消費マインドを下押しし、先行きの不透明感が一層強まった状況となりました。
このような状況の下、当社グループは、全社重点事業戦略として、「固体照明(SSL)事業の強化拡大」「光応用技術の深掘りによる事業の創造」「海外事業の拡大」の3項目を掲げて事業展開を推進してまいりました。照明事業では、LED照明事業に経営資源を投入し、省エネ、省電力型商品及び高出力型LED照明器具の開発を重点的に行い、光応用事業では、殺菌・滅菌事業、環境改善分野、FPD関連事業の展開に注力いたしました。
これらの結果、売上高は58,206百万円(前年度は59,476百万円で2.1%の減少)、営業利益は2,082百万円(前年度は3,051百万円で31.8%の減少)、経常利益は1,931百万円(前年度は2,756百万円で30.0%の減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は一部の照明機器におけるクレーム対策費用を計上した要因もあり920百万円(前年度は2,371百万円で61.2%の減少)となりました。

セグメントの業績は次のとおりです。

照明事業では、照明需要の主流となったLED照明事業において、当初計画ほどの伸長はしなかったものの、売上高、営業利益とも概ね堅調に推移しました。当社グループでは、屋外照明および高天井施設用のLED照明器具の開発に注力し、投光器ではメタルハライドランプ2000W相当の光束特性を有した高出力型を市場投入し、高天井器具においては明るさや配光性能のバリエーションはもとより、過酷な環境下でも使用可能な「特殊環境形」の商品ラインアップを拡充することで、様々な施設の環境に合わせた適切な照明設計、商品提案を積極的に展開いたしました。一方で、HIDを主力とする従来型照明事業は、LED化の動きを受けて需要の落ち込みが継続する中、売上高、営業利益とも減少しました。
これらの結果、売上高は42,180百万円(前年度は42,318百万円で0.3%の減少)、営業利益は3,570百万円(前年度は4,320百万円で17.4%の減少)となりました。


光応用事業は、国内では、環境改善分野の事業における電子線照射装置関連の受注が好調に推移しました。また海外では、FPD関連事業においてアジア地域を中心としたUV照射装置、滴下装置の受注が下支えをし、売上高、営業利益とも堅調に推移しました。一方、情報機器事業については、情報表示板の受注が想定以上に伸び悩んだことで、売上高、営業利益とも大幅に前年を下回りました。
これらの結果、売上高は16,180百万円(前年度は17,285百万円で6.4%の減少)、営業利益は462百万円(前年度は619百万円で25.3%の減少)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,380百万円増加し、16,697百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当期において営業活動により増加した資金は3,467百万円となりました。
主な内訳は、収入要因として、減価償却費1,535百万円、売上債権の減少1,927百万円、支出要因として、仕入債務の減少1,369百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当期において投資活動により使用した資金は1,662百万円となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出2,076百万円、有形固定資産の売却による収入464百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当期において財務活動により使用した資金は366百万円となりました。
主な要因は、配当金の支払額297百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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