川上塗料株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年11月期)

1.財政状態の分析
当連結会計年度の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は218百万円増加して7,121百万円となりました。増加の主なものは、現金及び預金の増加350百万円であります。
負債は106百万円減少して5,051百万円となりました。減少の主なものは、長期借入金の減少103百万円、支払手形及び買掛金の減少47百万円であります。
純資産は325百万円増加して2,069百万円となりました。増加の主なものは、利益剰余金の増加244百万円であります。その結果、自己資本比率は3.8ポイント増加し29.1%となりました。

2.経営成績の分析
売上高につきましては、新規需要獲得に向け積極的に営業活動に努めましたが、建築関連の売上減少の影響があり、売上高5,854百万円となり前連結会計年度に比べ170百万円の減少となりました。
利益につきましては、一部原料コストの低減に加え前連結会計年度に引き続き、諸経費の削減などの対応策を行い、営業利益は316百万円(前年同期営業利益312百万円)、経常利益は354百万円(前年同期経常利益341百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は264百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純利益244百万円)となりました。

3.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。