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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021TU

有価証券報告書抜粋 川澄化学工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおいては、血液浄化分野、血管内治療分野を成長分野と位置づけ、積極的に研究開発活動を行なうとともに、血液及び透析分野についても、さらなる安全性・利便性の向上を目指し、研究開発活動に取り組んでおります。また、社外の研究機関等との連携による医療ニーズとシーズのマッチングも積極的に行なっております。
血液浄化分野においては、東九州メディカルバレー構想の一環として、2011年11月より大分大学に寄付講座「臨床医工学講座」を開設し、血液浄化療法に関する動物実験等の基礎的研究および臨床研究を行なってまいりました。
血管内治療分野においては、表面改質技術としてフッ素化ダイヤモンドライクカーボン(F-DLC)のコーティング技術の研究を行なっており、医学・工学系外部研究機関と共同で生産条件安定化の技術開発を継続的に実施し、冠動脈ステント等の金属材料への応用を目指しております。
また、血管内治療におけるステントグラフトシステム「Najuta(ナユタ)」は、2012年12月に製造販売承認を取得し、2013年6月に販売を開始しました。実際に医療現場で使用された結果のフィードバックを常に把握し、製品の改良に取り組んでおります。

当連結会計期間末における研究開発スタッフは、59名となりました。
当期におけるグループ全体の研究開発費の総額は10億90百万円であり、これは各事業部門に配賦できない基礎研究費用3億11百万円を含んでおります。

当連結会計年度におけるセグメント別の研究成果および研究開発費は次のとおりです。

(血液及び血管内関連)
生体適合性の高いステントとして開発中のフッ素化ダイヤモンドライクカーボン(F-DLC)ステントの研究では、再狭窄率の低減化と炎症の抑制を動物実験にて検証しており、今後、安全性、有効性の評価試験を行なう計画であります。
その他、当連結会計年度において当社独自技術により製造したトルク伝達性の高い心臓領域マイクロカテーテルの製造販売承認を取得し、現在、販売開始に向けて準備中であります。
当事業部門における研究開発費は5億81百万円であります。

(体外循環関連)
透析用血液回路の機能部品であるトランスデューサープロテクターやクランプの改良開発を顧客ニーズに合わせて随時行なっております。
当事業部門における研究開発費は1億97百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02310] S10021TU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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