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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D8NF

有価証券報告書抜粋 川澄化学工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループは中期経営戦略として「研究開発力の強化」を掲げており、製品開発と技術開発の両面から研究開発を行う組織体制が本格化し、設計品質と開発スピードの両立を目指した開発活動を行っております。

製品開発においては、重点分野である血液浄化、輸血、心臓血管外科領域に加え、消化器科領域をターゲットとして、新規製品の開発と新たな製品ニーズの発掘に取り組んでおります。心臓血管外科領域では、国産初の腹部大動脈ステントグラフトの共同開発契約を締結し、日米欧の三極同時となる薬事承認取得を目指し研究開発を開始いたしました。新規事業領域である消化器分野においては、当連結会計年度に逆流防止機能を有する胆管ステントの製造販売承認を申請し、2018年度には製造販売承認を取得する予定であります。今後は、消化器領域のKOLのドクターとのタイアップにより消化器科の市場へ継続した新製品の上市を目指して取り組んで参ります。

技術開発においては、プラスチック成形加工の新技術開発に加え、金属材料に関する加工技術開発に取り組み、消化器領域、心臓血管外科領域の新製品開発へ応用できるまで進みました。また、生分解性の新素材に関する研究も外部研究機関と継続して共同開発しており、材料の加工技術の開発も含めた幅広い技術開発を継続して取り組んで参ります。

グローバル展開につきましては、欧州向けに新規可塑剤を用いた塩化ビニル樹脂製血液バッグの開発を推進すると共に、腹部ステントグラフトは、欧米での販売を念頭に製品設計を進めており、その他の製品群に関しても海外展開を加速させているところであります。

当連結会計年度末における研究開発スタッフは、79名となりました。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は11億円であり、これは各事業部門に配賦できない基礎研究費用 7億10百万円を含んでおります。

当連結会計年度におけるセグメント別の研究成果および研究費は次のとおりです。

(血液及び血管内関連)
血液関連製品としては、高機能の血小板保存バック、欧州向け新規可塑剤を用いた塩化ビニル樹脂製血液バッグの開発を推進するとともに、血管内関連製品としては、腹部大動脈瘤用のステントグラフトの開発に着手しました。ステントグラフトに関係する周辺機器の開発も推進し、製品群の構築を目指しております。
当事業部門における研究開発費は、3億64百万円であります。

(体外循環関連)
透析用血液回路の機能部品改良を顧客ニーズに合わせて随時行っております。また、血液浄化
分野では、難治性腹水症に使用される腹水濾過・濃縮器の開発に取り組んでおります。
当事業部門における研究開発費は、26百万円であります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02310] S100D8NF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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