シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YWT

有価証券報告書抜粋 新京成電鉄株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融政策を背景に、雇用や所得の環境が改善するなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のもとで、当社グループでは安全管理体制の更なる充実を根幹とし、引き続き全事業において積極的な営業活動を展開するとともに、経営基盤の強化並びに効率化に努めました。
その結果、営業収益は20,436百万円(前期比3.4%増 670百万円)、営業利益は3,027百万円(前期比0.4%減 13百万円)、経常利益は3,256百万円(前期比4.4%増 137百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,137百万円(前期比14.7%増 273百万円)となりました。
これをセグメントごとに示すと次のとおりであります。


①(運輸業)
鉄道事業では、12月に車両1編成をN800形に代替いたしました。この編成では、省エネルギー効果とお客様サービスの更なる向上を図るため、当社で初めて車内照明をLED化したほか、4カ国語に対応したカラー液晶車内案内表示器を設置いたしました。このほか、8800形車両1編成でブレーキ時の回生電力量を大幅に向上させ、より省エネルギー効果を高めるためにVVVFインバータ装置を更新し、環境負荷の低減に努めました。
安全輸送確保の取り組みとして、デジタルATS工事をすすめ、松戸駅及びくぬぎ山駅構内で使用を開始したほか、京成津田沼駅の耐震補強工事、土留擁壁補強工事、高圧配電線ケーブル化工事、踏切保安設備の新設・更新工事、ロングレール化工事、薬園台1号踏切道拡幅工事などを行いました。
旅客サービスにかかる向上策として、12月5日にダイヤ改正を実施し、利便性向上を図ったほか、自動改札機の更新工事、八柱駅トイレリニューアル工事を実施いたしました。
鎌ケ谷市内の連続立体交差化工事につきましては、早期完成を目指し高架橋構築等の工事をすすめております。
営業面につきましては、沿線健康ハイキングを継続的に実施したのをはじめ、千葉ロッテマリーンズ及び千葉ジェッツとのコラボレーションによるラッピング電車の運行を行いましたほか、ふなばしアンデルセン公園等の行楽施設の前売り券や企画乗車券の販売を行いました。このほか全線開通60周年を記念して、ヘッドマークを付けた電車を運行したほか、記念乗車券を販売し旅客誘致と増収対策に努めました。
バス事業の一般乗合輸送につきましては、環境や高齢者などに配慮した車両への代替を21両実施いたしましたほか、船橋新京成バス株式会社が、始発の繰上げや終車の繰下げを行うなどのダイヤ改正を実施しました。
貸切・特定輸送につきましては、船橋新京成バス株式会社で企業輸送及び学校輸送を新規に受注するなど収益確保に取り組みました。また、9月15日付で、船橋新京成バス株式会社及び松戸新京成バス株式会社が公益社団法人日本バス協会より貸切バス事業者安全性評価認定制度の二ツ星評価認定を受けました。
以上の結果、営業収益は16,107百万円(前期比1.8%増 282百万円)、営業利益は1,441百万円(前期比2.9%増 40百万円)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(27.4.1~28.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
鉄道事業11,4012.1
バス事業5,2410.2
消去△535-
営業収益計16,1071.8

提出会社の営業成績表
鉄道事業
種別単位当連結会計年度
(27.4.1~28.3.31)
対前期増減率(%)
営業日数3660.3
営業キロキロ26.5-
客車走行キロ千キロ14,828△1.0
輸送人員
定期千人65,6891.4
定期外37,6471.4
103,3361.4
旅客運輸収入
定期百万円5,2311.6
定期外5,7561.4
10,9871.5
運輸雑収41420.3
運輸収入合計11,4012.1
乗車効率%38.1-
(注) 乗車効率の算出方法
乗車効率 =延人キロ(駅間通過人員×駅間キロ程)×100
(客車走行キロ×平均定員)

②(不動産業)
不動産分譲業では、八千代市内の西八千代北部特定土地区画整理事業地内において宅地造成工事(全61区画)を行い、2016年4月より分譲販売を行っております。
不動産賃貸業では、沿線価値向上に向けた取り組みの一環として、薬園台駅前ビルが住宅型有料老人ホームとして開業いたしましたほか、沿線地域の子育てを支援し、沿線人口増加につなげていく取り組みとして、元山駅ビル及び上本郷駅ビルに小規模保育園を誘致いたしました。
以上の結果、営業収益は3,218百万円(前期比1.5%増 49百万円)、営業利益は1,486百万円(前期比7.2%減 115百万円)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(27.4.1~28.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
不動産分譲業41.7
不動産賃貸業3,2141.5
消去--
営業収益計3,2181.5

③(その他)
その他(コンビニ事業等)では、8月に高根公団駅でコンビニ店舗を出店し、現在7駅8店舗を営業しており、ご利用のお客様より好評を頂き順調に推移しております。
以上の結果、営業収益は1,292百万円(前期比37.7%増 353百万円)、営業利益は73百万円(前期比59百万円増)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(27.4.1~28.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
コンビニ事業等1,29237.7
消去--
営業収益計1,29237.7

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。


(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ491
百万円(前期比12.2%増)増加し、当連結会計年度末には4,517百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は5,545百万円(前期比43.8%増)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益が3,246百万円及び減価償却費2,859百万円が計上されたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,584百万円(前期比21.3%増)となりました。
これは主に工事負担金等受入による収入が3,761百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が7,297百万円及び無形固定資産の取得による支出が123百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,469百万円(前期比2.0%増)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出が1,563百万円あったこと等によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04098] S1007YWT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。