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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AO5E

有価証券報告書抜粋 新京成電鉄株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得の環境が改善するなど、緩やかな回復基調にありましたが、海外経済の不確実性が高まったこともあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもとで、当社グループでは安全管理体制の更なる充実を根幹とし、引き続き全事業において積極的な営業活動を展開するとともに、経営基盤の強化並びに効率化に努めました。
その結果、営業収益は21,336百万円(前期比4.4%増 899百万円)、営業利益は3,299百万円(前期比9.0%増 272百万円)、経常利益は3,643百万円(前期比11.9%増 387百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,568百万円(前期比20.2%増 431百万円)となりました。
これをセグメントごとに示すと次のとおりであります。


①(運輸業)
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして、デジタルATS工事をすすめ、八柱駅~松戸駅間で使用を開始したほか、八柱駅の駅舎耐震補強工事、電力管理システムの更新工事、継電連動装置の更新工事、踏切障害物検知装置の新設工事などを実施いたしました。
諸施設のバリアフリー化につきましては、習志野駅ホームの嵩上げ工事を行い、ホーム内方線を設置したほか、八柱駅北口のエレベータ設置工事をすすめました。
環境負荷の低減に向けた取り組みとして、前年度に引き続き8800形車両1編成でブレーキ時の回生電力量を大幅に向上させ、より省エネルギー効果を高めるためにVVVFインバータ装置の更新を実施いたしました。この編成では、車両リニューアル工事を同時に実施し、車内照明をLED化したほか、内装をコーポレートカラーを基調としたものに変更し、イメージアップを図りました。
お客さまサービス向上策として、駅トイレの洋式化工事、駅業務看板の更新工事、駅照明のLED化工事などを実施いたしました。さらに、訪日外国人や障がいのあるお客様への対応をスムーズに行うために、駅窓口にタブレット端末を導入したほか、駅務機器の一部更新を実施いたしました。
鎌ケ谷市内の連続立体交差化工事につきましては、引き続き早期完成を目指して工事をすすめており、2017年度に下り線の高架切替えを予定しております。
営業面につきましては、沿線健康ハイキングを継続的に実施したのをはじめ、千葉ロッテマリーンズ及び千葉ジェッツとのコラボレーションによるラッピング電車を運行し、旅客誘致と増収対策に努めました。また、当社創立70周年を記念して、今昔ギャラリートレインを運行したほか、創立70周年記念乗車券の販売を行いました。
バス事業の一般乗合輸送につきましては、環境や高齢者などに配慮した車両への代替を21両実施いたしましたほか、船橋新京成バス株式会社が船橋市の公共交通不便地域解消事業として二和グリーンハイツ線の運行を開始しました。また、新橋駅~船橋駅・北習志野駅方面の深夜急行バスにおいて、西船橋駅への乗り入れを新たに開始し、利便性向上を図りました。さらに、松戸新京成バス株式会社では、訪日外国人をはじめとしたすべてのお客様にバスを分かりやすくご利用いただくために、バス停ナンバリングを導入いたしました。
貸切・特定輸送につきましては、船橋新京成バス株式会社が船橋市より、ふなばしアンデルセン公園への来訪者増加対応としてシャトルバスの運行を、松戸新京成バス株式会社が松戸市より、八柱駅~松戸市立病院のシャトルバスの運行を、それぞれ受託いたしました。
以上の結果、営業収益は16,020百万円(前期比0.5%減 87百万円)、営業利益は1,619百万円(前期比12.4%増 178百万円)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(28.4.1~29.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
鉄道事業11,331△0.6
バス事業5,2740.6
消去△585-
営業収益計16,020△0.5

提出会社の営業成績表
鉄道事業
種別単位当連結会計年度
(28.4.1~29.3.31)
対前期増減率(%)
営業日数365△0.3
営業キロキロ26.5-
客車走行キロ千キロ14,824△0.0
輸送人員
定期千人65,9400.4
定期外37,366△0.7
103,306△0.0
旅客運輸収入
定期百万円5,2500.4
定期外5,712△0.8
10,963△0.2
運輸雑収367△11.2
運輸収入合計11,331△0.6
乗車効率%38.1-
(注) 乗車効率の算出方法
乗車効率 =延人キロ(駅間通過人員×駅間キロ程)×100
(客車走行キロ×平均定員)

②(不動産業)
不動産分譲業では、八千代市の「新京成タウン八千代緑が丘」の宅地分譲販売(全61区画)を2016年4月より開始し、25区画を販売いたしました。
不動産賃貸業では、沿線地域の子育てを支援し、沿線人口増加につなげていく取り組みとして、元山駅ビル及び上本郷駅ビルに誘致した小規模保育園が2016年4月に開園いたしました。また、佐倉市西志津で新規賃貸施設が2017年1月に稼働いたしました。
以上の結果、営業収益は3,635百万円(前期比12.9%増 416百万円)、営業利益は1,563百万円(前期比5.2%増 77百万円)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(28.4.1~29.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
不動産分譲業3888,070.8
不動産賃貸業3,2461.0
消去--
営業収益計3,63512.9

③(その他)
その他(コンビニ事業等)では、2016年7月に八柱駅では2店舗目となるコンビニ店舗を出店いたしましたほか、2016年12月に三咲駅の店舗を移転拡張し、収益基盤のさらなる強化に努めました。現在7駅9店舗で営業しており、ご利用のお客様より好評を頂き順調に推移いたしました。
また、宅配便の荷物が、ご都合のいい時間に、ご都合のいい場所で受け取ることができる「オープン型宅配便ロッカー」を、元山駅に設置しサービスを開始いたしました。
以上の結果、連結子会社の決算期変更の影響もあり、営業収益は1,869百万円(前期比44.6%増 576百万円)、営業利益は86百万円(前期比17.9%増 13百万円)となりました。

(業種別営業成績表)
業種別当連結会計年度(28.4.1~29.3.31)
営業収益(百万円)対前期増減率(%)
コンビニ事業等1,86944.6
消去--
営業収益計1,86944.6


(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,444
百万円(前期比32.0%増)増加し、当連結会計年度末には5,962百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,872百万円(前期比12.1%減)となりました。
これは主に法人税等の支払額が1,229百万円あったものの、税金等調整前当期純利益が3,645百万円及び減価償却費2,850百万円が計上されたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,804百万円(前期比21.8%減)となりました。
これは主に工事負担金等受入による収入が3,178百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が5,767百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は622百万円(前期比57.6%減)となりました。
これは主に長期借入れによる収入が1,000百万円あったものの、長期借入金の返済による支出が1,289百万円あったこと等によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04098] S100AO5E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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