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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100563V

有価証券報告書抜粋 新光電気工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度の経済環境は、日本におきましては、消費税率の引上げに伴う個人消費への影響が見られたものの、経済対策・金融政策等を背景に円安ならびに株価上昇が継続し、企業収益や雇用情勢の改善が進むなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
海外におきましては、中国や新興国において景気が減速傾向を示し、欧州では景気の先行き不透明感やデフレ懸念が強まる一方で、米国経済は、雇用環境や個人消費の改善等により回復局面が継続しました。
半導体業界につきましては、高成長が続くスマートフォン向けやエレクトロニクス化が進展する自動車向けの旺盛な需要に牽引されましたが、パソコン市場向けは低調のまま推移しました。また、スマートフォンにおける低価格品の浸透等を背景に市場構造の変化が進み、企業間競争がさらに激化する厳しい市場環境が継続しました。
このような環境下にあって、当社グループにおきましては、フリップチップタイプパッケージが競争激化に伴う価格低下等の影響を受けましたが、市場ニーズに即した生産体制の強化や積極的な受注活動を展開したことなどにより、スマートフォン、自動車向けなどにリードフレームの需要が拡大するとともに、半導体製造装置向けのセラミック静電チャックやスマートフォン等向けのIC組立の売上が増加し、当連結会計年度の売上高は1,428億15百万円(対前期比1.7%増)となりました。収益面につきましては、生産革新活動による合理化・効率化の取り組みを継続し、また、為替相場における円安・ドル高の進行が寄与したものの、競争激化を背景とする市場価格低下の継続に加え、新製品の量産体制整備等のための設備投資に伴う減価償却費が増加したことなどにより、経常利益は89億73百万円(対前期比38.1%減)、当期純利益は64億42百万円(同30.8%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
ア.プラスチックパッケージ
フリップチップタイプパッケージは、民生機器向けの需要は増加したものの、パソコン向けが低調に推移し、メモリー向けのプラスチックBGA基板についても需要が低迷しました。アセンブリ事業においては、民生機器向けのカメラモジュール組立は受注が減少した一方で、スマートフォン等向けのIC組立は市場変動の影響を受けましたが、新製品の量産体制整備に注力したことなどにより売上が増加しました。これらの結果、当セグメントの売上高は822億91百万円(対前期比4.5%減)、経常損失は6億90百万円(前期は60億98百万円の経常利益)となりました。
なお、生産実績は746億17百万円(対前期比2.9%減)、受注高は816億68百万円(同3.0%減)、受注残高は115億2百万円(同0.7%増)であります。
イ.メタルパッケージ
リードフレームは、スマートフォンをはじめ幅広い用途において旺盛な需要が続くQFNタイプリードフレームの生産体制増強や、自動車向け製品の拡販等により売上が増加しました。ガラス端子は民生機器向けの受注が減少し、MPU向けヒートスプレッダーもパソコン市場低迷の影響を受けましたが、半導体製造装置向けのセラミック静電チャックは好調のまま推移しました。これらの結果、当セグメントの売上高は497億79百万円(対前期比12.0%増)、経常利益は83億71百万円(同15.7%増)となりました。
なお、生産実績は474億56百万円(対前期比13.0%増)、受注高は516億45百万円(同10.4%増)、受注残高は38億10百万円(同25.8%増)であります。

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。(以下「第2 事業の状況」において同じ)
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ106億85百万円減少し443億37百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ107億58百万円(38.8%)減少し170億3百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ52億13百万円(25.1%)増加し260億9百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ6億84百万円(25.0%)増加し34億24百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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