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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G2EG

有価証券報告書抜粋 新明和工業株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループに係る研究開発は、社会基盤の整備・強化に重点を置いた製品・サービスを通じて事業の拡大を図ることに主眼を置いて取り組んでいる。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は2,575百万円であり、特定のセグメントに関連付けられない新技術の開発等に係る研究開発費は268百万円である。セグメント別に行った内容は次のとおりである。

(1) 航空機セグメント

航空機構造部材の低コスト化研究を行っているほか、US-2型救難飛行艇に関するコスト低減や消防飛行艇などへの用途拡大に向けた実験などの研究活動を行っている。また、革新技術構築のため小型無人機を用いた実証実験にも取り組んでいる。
当セグメントに係る研究開発費は286百万円である。

(2) 特装車セグメント

主力製品を中心に、製品ラインアップの強化や次世代型製品の開発に取り組んでいる。
当連結会計年度において、脱着ボデートラック「アームロールⓇ」について、準中型免許で運転可能な車両(車両総重量7.5トン車)向けの商品化に加えて、初心者では操作が困難なコンテナの着脱操作を専用のナビ画面にてサポートするオプション「ビジュアルキャッチング・サポート」の開発など、人手不足を課題とする輸送業界を視野に、ドライバーの採用要件を緩和する新モデルを商品化した。
当セグメントに係る研究開発費は683百万円である。

(3) 産機・環境システムセグメント

主にメカトロニクス及び流体分野において、市場のニーズに適応する製品開発に取り組んでいる。
当連結会計年度において、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの難削材を加工する切削工具などに、ダイヤモンドを被覆することで耐摩耗性を向上するコーティング装置を商品化した。
また、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙探査イノベーションハブ」に参画し、大学などと共同で取り組んだ研究成果として、世界最高クラスの小型高効率モータを開発し、試作機を製作した。
当セグメントに係る研究開発費は812百万円である。

(4) パーキングシステムセグメント

機械式駐車設備及び航空旅客搭乗橋の新製品開発や機能の高度化に向けた開発等に取り組んでいる。機械式駐車設備では、自動運転車の機械式駐車設備利用実現に向けた開発に共同で取り組んでいる群馬大学の敷地内に、実証実験設備を設置し、車との通信技術の構築などに取り組んでいる。
また、当連結会計年度においては、航空旅客搭乗橋について、乗客が往来するトンネルの「入れ子」部分に生じる段差や床両側のガーター(溝)をなくすことで、車いすによる搭乗者や高齢者が、安全かつ快適に利用できる、バリアフリー対応型の新型航空旅客搭乗橋「フルフラットタイプ」を商品化した。
また、航空旅客搭乗橋について、人工知能(AI)を活用し、航空機のドア(乗降口)の10センチメートル手前まで自動で接近する自動装着システムを商品化した。
当セグメントに係る研究開発費は511百万円である。

(5) その他

その他事業においては、ソフトウェアの研究開発等を行った。
当セグメントに係る研究開発費は12百万円である。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02252] S100G2EG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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