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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082X5

有価証券報告書抜粋 新電元工業株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発体制は、おもに基礎研究および応用技術開発を担当する技術開発センターと、製品開発を担当する各事業部門およびグループ会社の設計・開発部門で構成されております。
企業ミッション、「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」のもと、技術開発センターでは当社グループの主要事業領域に新たな技術を移管していく取り組みを続けております。研究開発の主要テーマは、当社グループの半導体デバイス分野におきましては、低損失技術の開発、高温動作対応および複合部品化の技術開発など、また、パワーエレクトロニクス分野におきましては、高効率技術の開発、低ノイズ化の研究および高密度実装開発などがあります。これらの研究課題を解決し、市場の要求および用途に適した新製品をタイムリーに開発してまいります。さらに各事業本部の得意技術を活かし、シナジー効果による商品力強化を推進しております。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は49億90百万円(売上高比5.1%)であり、各セグメントの主な成果および研究開発費は以下のとおりであります。

デバイス事業
当セグメントの研究開発活動として、ダイオード製品ではモビリティ市場向けを中心に製品ラインアップを拡充したほか、次世代半導体デバイスである1200VのSiC(炭化ケイ素)ショットキーバリアダイオードの開発を進めました。
スイッチング素子としては、新世代低耐圧MOSFETやトライアック製品の開発を行い、サイリスタ製品のラインアップを拡充いたしました。また、IC製品でも電源用ICのラインアップも拡充したほか、LED照明向け制御ICの開発を行い、量産を開始いたしました。
パワーモジュール製品では、産業機器向けや車載向けに開発を行い、量産を開始いたしました。さらに、次世代半導体を搭載した、パワーモジュールについての研究開発も進めております。
当事業に係る研究開発費は20億81百万円であります。

電装事業
当セグメントの研究開発活動として、二輪車分野ではASEAN地域における廉価モデルのスクーター向けアイドリングストップ機能搭載ECU(電子制御ユニット)を開発、派生モデルに製品展開をすると共に量産を開始することができました。また、次期モデルの開発を進めました。
四輪車分野では、近年開発を進めてきたシャーシ系ECUや小型・高効率車載電源の開発を行い、量産を開始いたしました。既存のモデルを基本形とし、製品展開させた派生モデルの開発も行うと共に、各種機能を進化させた次期モデルの開発を開始いたしました。
当事業に関わる研究開発費は12億13百万円であります。

新エネルギー事業
当セグメントの研究開発活動として、新エネルギー分野では、太陽光発電向けパワーコンディショナのラインアップ拡充を行いました。また、パワーコンディショナのデータ収集、制御機能を備えた監視・計測装置を開発し、量産準備を始めました。
EV/PHEV用充電器については、製品認証機関の基準に適合した壁掛けタイプの普通充電器の開発を行い、量産を開始いたしました。
情報・通信分野では、高い給電効率と施工性向上を目的としたHVDC(高電圧直流給電)システム向けに、HVDC入力通信装置と従来の48V入力通信装置の両方に給電可能なデュアル出力の小容量HVDC電源装置を開発し、量産を開始いたしました。
当事業に係る研究開発費は5億43百万円であります。

全社共通
全社共通に係る研究開発費は11億52百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01887] S10082X5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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