シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002E5O

有価証券報告書抜粋 日本アビオニクス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、米国経済や新興国経済の減速で輸出が伸び悩んだものの、政府による積極的な金融・財政政策(いわゆる「アベノミクス」)や消費税増税前の駆け込み需要等の効果により、家計部門や政府部門を中心に堅調に推移しました。
当社企業グループを取り巻く事業環境につきましては、企業向けでは震災等の影響で繰り延べされてきた企業のシステム更改需要や、Windows XPサポート終了に伴うPCの買い替え需要等が堅調でした。また、政府向けでは防災・防衛関連を中心とした通信インフラ需要が堅調でした。
このような状況の中、当社企業グループは、既存顧客の深耕拡大、海外市場の開拓、販売店との連携の強化等を行うとともに自動車市場をターゲットとした接合機器NRW-IN16K4や超解像技術による高精細な画像を得ることができる赤外線サーモグラフィカメラInfReC R500等の新製品を市場に投入し、売上の拡大に努めました。また、超音波接合に強みを持つ日本ヒューチャア株式会社の全株式を取得し2013年4月1日付で完全子会社といたしました。
当期の連結業績につきましては、国の補正予算の効果等により情報システムが好調に推移したことから売上高は15億20百万円増加の272億75百万円(前年同期比5.9%増)となり、連結損益は、売上高の増加及び費用削減の効果により営業利益が4億34百万円増加の6億40百万円、経常利益が4億29百万円増加の5億19百万円、当期純利益が12億26百万円増加の4億2百万円となりました。
また、当期の期末配当につきましては、当期純利益を計上したものの、配当可能な十分な利益を出すことができず、まことに遺憾ながら普通株式、第1種優先株式及び第2種優先株式は無配とさせていただきます。
セグメントの状況は、次のとおりです。
情報システム
情報システムについては、国の補正予算の効果等により誘導・搭載関連装置等が好調だったため売上高は大幅に増加しました。セグメント利益は、売上高の増加及び費用削減に努めたことにより大幅に増加しました。
この部門の当連結会計年度の売上高は163億55百万円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益は3億29百万円増加の8億51百万円であります。
電子機器
電子機器については、赤外線・計測機器が映像機器の収束により減少したものの、接合機器の日本ヒューチャア株式会社の買収効果により全体では売上高は増加しました。
セグメント利益は、売上高の増加により改善しましたが、赤外線・計測機器の競争激化により利益を出すまでには至りませんでした。
この部門の当連結会計年度の売上高は71億96百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント損益は92百万円改善の2億95百万円の損失であります。
プリント配線板
プリント配線板については、高付加価値製品への集約を進めた結果、売上高はほぼ横ばいとなりましたが、セグメント利益は増加しました。
この部門の当連結会計年度の売上高は37億23百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益は12百万円増加の84百万円であります。
(2)連結キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ1億22百万円減少し、23億38百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの要因は次のとおりであります。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」
営業活動の結果獲得した資金は、19億39百万円となりました。これは主に売上債権は増加したものの、税金等調整前当期純利益の計上、退職給付に係る負債の増加、賞与引当金の増加及びたな卸資産の減少によるものであります。
前連結会計年度比では、税金等調整前当期純利益の計上、退職給付に係る負債の増加及び賞与引当金の増加等により39億6百万円増加しております。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」
投資活動の結果使用した資金は、14億51百万円となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出及び有形固定資産取得による支出によるものであります。
前連結会計年度比では、固定資産の売却による収入の減少及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出があったこと等により17億83百万円使用が増加しております。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」
財務活動の結果使用した資金は、5億95百万円となりました。これは主に借入金の返済による支出によるものであります。
前連結会計年度比では、株式の発行による収入の減少及び借入金の返済等により28億66百万円支出が増加しております。
なお、当連結会計年度末における借入金残高は、前期末に比べ6億19百万円減少し、95億38百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01968] S1002E5O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。