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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BKI6

有価証券報告書抜粋 日本スキー場開発株式会社 業績等の概要 (2017年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における当社グループの業績の状況は、以下の通りでした。

(ウィンターシーズン)
当社グループは、長野県HAKUBA VALLEYエリアに4か所、その他長野県に2か所、群馬県・岐阜県にそれぞれ1か所、合計8か所のスキー場を運営するほか、HAKUBA VALLEYエリアを中心に9店舗のレンタルショップを展開する株式会社スパイシー及び大阪府の金剛山にてロープウェイ・宿泊施設の指定管理運営を行う信越索道メンテナンス株式会社の営業体制で事業を行いました。
当ウィンターシーズンは、前シーズンにおける暖冬・小雪の対策として、スキー場の一部で人工降雪機を増強する等の小雪対策投資を実施しました。その結果、川場スキー場、めいほうスキー場等6スキー場が前シーズンより2日から17日早くオープンしました。一方、HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場はシーズン当初の小雪の影響で、同10日遅いオープンを余儀なくされました。その後1月中旬の大型寒波による自然降雪以降、平年並みの安定した自然降雪により積雪量を維持できました。この結果、めいほうスキー場は前シーズンより6日長い4月9日まで、竜王スキーパーク、川場スキー場、HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場はゴールデンウィーク最終日の5月7日まで営業を行うことができ、前年を上回る売上高を計上できました。
当ウィンターシーズンの来場者については、HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場は、オープン遅れのため前シーズンより窓口販売の来場者が微減となりましたが、川場スキー場、めいほうスキー場等6スキー場の来場者は前シーズンより増加しました。一方で、国内からのバスツアーを利用した来場者数は、昨年1月に長野県軽井沢町で発生したツアーバス事故の影響を受け、学生を中心に利用自粛が続き約40千人減となりました。海外からの集客は、豪州・台湾・中国・東南アジア諸国への営業を強化したことで、HAKUBA VALLEYエリアではスキー・スノーボードを本格的に楽しむ個人旅行客の増加とともに、台湾からの団体旅行客が増加しました。竜王スキーパークでは、ソリ・チュービングなどの雪遊びを行うアジア圏からの来場者が増えたことから、海外からの旅行客であるインバウンドのスキー場別来場者は156千人(前期比17.0%増)となりました。その結果、当ウィンターシーズンのスキー場別来場者数は1,623千人(前期比9.4%増)となりました。なお、当シーズンよりHAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールドとHAKUBA VALLEY栂池高原スキー場の来場者数はシーズン券等の来場者20千人と27千人を含んでおります。

(グリーンシーズン)
当社グループのグリーンシーズンの業績は主に第1四半期及び第4四半期の業績から構成されています。当社グループは、周辺の魅力ある観光資源及び初夏から秋にかけての雄大な自然を最大限に活用し、スキー場のロープウェイやゴンドラを利用した事業及び宿泊施設・店舗を利用した事業を地域と連携して行っています。
2017年7月からJRグループ6社及び地元観光関係者や自治体が協力してPRされる国内最大級の観光イベント「信州デスティネーションキャンペーン」が始まり、「山の信州」・「楽園北アルプスへ」としてHAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根・HAKUBA VALLEY白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー・HAKUBA VALLEYネイチャーワールド栂池高原が自然豊かな北アルプスとして取り上げられ、「標高1,770mのソラ」として眼下に広がる幻想的な雲海やサンセットを眺められるスポットである竜王マウンテンパークの「SORA terrace」がそれぞれ取り上げられています。
HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根では、夜のゴンドラに乗って山の上から空を見上げる天空の天体ショーを開催し好評をいただきました。HAKUBA VALLEY白馬岩岳ゆり園&マウンテンビューでは、新たにマウンテンバイクコースを拡張しマウンテンバイクの聖地「白馬岩岳 MTB PARK」としてオープンしました。
竜王マウンテンパークでは、ご好評いただいている「SORA terrace」を昨年拡張するとともに、既存レストランを改装し「SORA terrace cafe」として2017年8月にオープンする準備を行いました。めいほう高原開発株式会社では、4月に道の駅に「ゆきやまカフェ」がオープンしシュークリーム等のスィーツの提供を開始し、めいほう高原ではバーベキューパークを5月にオープンするとともに、キャンプサイトの拡張・アクティビティの充実を図りました。信越索道メンテナンス株式会社では、指定管理を受託している、大阪府南河内郡千早赤阪村の金剛山ロープウェイ及び香楠荘において、金剛山を訪れるお客様へのサービスの改善やインバウンド顧客の増加を千早赤阪村及び近隣自治体とともに行っています。当社旅行部門「NSDトラベル」においては、声優と夏のスキー場の山頂でのアクティビティを体験するとともに、長野県大町市・北安曇郡白馬村の地酒を楽しむツアーを開催し新たな顧客層の開拓に努めました。その結果、当グリーンシーズンの施設別来場者数は387千人(前期比6.0%増)となりました。

(事業構造改革への取組)
2016年7月期・2017年7月期と2期連続で業績予想の下方修正を実施したことから、当社グループの事業構造改革を実施します。当社グループ8スキー場のうち4スキー場を白馬エリアで運営しており、レンタルスキーショップを営むスパイシー、及び信越索道メンテナンスが主に白馬エリアで事業を行っております。また、長野県内に白馬エリア以外で2スキー場を運営しており、長野県に隣接する群馬県・岐阜県にそれぞれ1スキー場を運営していることを踏まえ、2017年10月24日開催の第12回定時株主総会にて本社を長野県北安曇郡白馬村に移転することを付議いたしました。
白馬村に移転することで、顧客及び長野県・近隣の地元関係者をはじめとするスキー場関係者と将来を見据えたさまざまな取組を実施します。また、本社機能の移転により各スキー場管理部門との一層の業務効率化を図るとともに、営業部門は各スキー場営業部門・運営部門との一層の連携強化を実施してまいります。
これらにより、連結業績は売上高が6,151,545千円(前期比10.2%増)、営業利益は442,946千円(前期比313.4%増)、経常利益は440,069千円(前期比361.0%増)となり、特別利益・特別損失の計上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は245,337千円(前期は117,036千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ485,626
千円増加し、2,359,137千円(前期比25.9%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、1,025,016千円(前期は235,267千円の収入。)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益328,416千円、減価償却費420,676千円、減損損失198,797千円であり、主な減少要因は、預り金の減少44,070千円、法人税等の支払額26,991千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、441,647千円(前期は974,738千円の支出。)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出678,372千円であり、主な増加要因は、有形固定資産の売却による収入167,634千円、事業譲渡による収入60,000千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、99,533千円(前期は215,861千円の収入。)となりました。主な減少要因は、長期借入返済による支出60,000千円、リース債務の返済による支出37,283千円であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31408] S100BKI6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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