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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOQZ

有価証券報告書抜粋 日本タングステン株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における経済環境は、海外では、米国や欧州の景気は緩やかな回復基調で推移し、中国経済も財政政策等で製造業を中心に持ち直しつつあります。
国内は、海外経済の景気回復による輸出の増加や円安・株高等による企業収益の改善が見られるものの、国際情勢の先行きが懸念される等、不安定な状態が続いております。
このような経済環境のもと、当社グループは、自動車産業分野、医療・衛生分野等の市場の伸びが期待される分野へ注力商品群を積極的に投入してまいりました。しかしながら、中国装置事業の見直しや為替レートの影響に加え、主要商品の一部が市場縮小の影響を受け、減収となりました。
この結果、当社グループの売上高は、前年度比8.1%減の101億2千4百万円となりました。
損益面では、生産システムの改善及び費用削減等の収益改善策を継続してまいりましたが、売上高の減少をカバーするまでにはいたらず、営業利益は前年度比30.2%減の4億7千3百万円、経常利益は前年度比27.6%減の5億7千5百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度比28.0%減の4億6千9百万円となりました。

セグメント別の状況については次のとおりです。
なお、セグメント別の金額については、売上高はセグメント間の取引を含んでおり、営業損益は全社費用等調整前の金額であります。
また、当連結会計年度より、報告セグメントを変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご覧ください。

(機械部品事業)
装置関連は、国内が好調だったものの、中国装置事業の見直しにより大幅な減収となり、情報機器関連のハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板は、HDDの出荷台数の減少や為替の影響により低調に推移しました。また、衛生用品関連のNTダイカッターは、若干の減収となりましたが、ほぼ計画どおりに推移いたしました。
この結果、機械部品事業の売上高は、前年度比15.1%減の54億7千8百万円となり、営業利益は同43.5%減の6億2千3百万円となりました。

(電機部品事業)
照明関連のタングステンワイヤーがLED化進展等により減収となりましたが、自動車関連の接点製品及び電極製品が好調に推移しました。
この結果、電機部品事業の売上高は、前年度比1.4%増の46億9千1百万円となり、営業利益は2千4百万円から2億9千2百万円に増加しました。


(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、営業活動により8億7千万円の資金を獲得し、投資活動により3億9千万円の資金を支出し、財務活動により5億5千3百万円の資金を支出した結果、前連結会計年度末と比較して、8千2百万円減少し、25億4千1百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は8億7千万円となり、前年度比2億7千4百万円の収入減となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が減少したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は3億9千万円となり、前年度比1億1千9百万円の支出増となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は5億5千3百万円となり、前年度比6億9百万円の支出減となりました。これは、主に借入金の返済による支出が減少したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01907] S100AOQZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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