日本テレビホールディングス株式会社 生産、受注及び販売の状況 (2017年3月期)

(1)制作(生産)の状況
当社グループの主たる事業であるメディア・コンテンツ事業の大きな柱は放送事業であり、地上波を中心として放送された番組の広告収入を始め、様々な媒体を通じてコンテンツのマルチユースによる収入の拡大を図っております。
当連結会計年度における地上波テレビ放送の番組制作費は、979億7千6百万円(日本テレビ放送網㈱の数値)となり、前期比12億8千9百万円(+1.3%)の増加となりました。
①地上波レギュラー番組
当連結会計年度において、地上波テレビ放送では以下のタイムテーブルで、レギュラー番組を制作し放送いたしました。

(注)上記タイムテーブルは2017年1月～3月現在のものであり、前連結会計年度のものと異なる部分があります。当連結
会計年度に行われた主な番組改編の概要は次ページの(地上波のプライム帯レギュラー番組の改編)をご参照下さい。
(プロ野球・巨人軍公式戦)
当社グループにおけるメディア・コンテンツ事業の主力コンテンツにプロ野球・巨人軍公式戦中継があります。当連結会計年度においては、地上波・BS及びCS放送を合わせ75試合(前連結会計年度は76試合)の中継放送を行いました。なお、プロ野球・巨人軍公式戦の地上波中継放送が行われた場合は、前項に記載しておりますタイムテーブルのレギュラー番組がプロ野球・巨人軍公式戦に入れ替わることになります。
(地上波のプライム帯レギュラー番組の改編)
当連結会計年度の第1四半期におきましては、金曜19時56分に「究極の○×クイズSHOW!! 超問!真実か?ウソか?」を編成いたしました。ドラマ枠につきましては、水曜22時に「世界一難しい恋」を、土曜21時に「お迎えデス。」を、日曜22時30分に「ゆとりですがなにか」を編成いたしました。
第2四半期におきましては、ドラマ枠につきまして、水曜22時に「家売るオンナ」を、土曜21時に「時をかける少女」を、日曜22時30分に「そして、誰もいなくなった」を編成いたしました。
第3四半期におきましては、水曜19時に「1周回って知らない話」を編成いたしました。ドラマ枠につきましては、水曜22時に「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」を、土曜21時に「THE LAST COP/ラストコップ」を、日曜22時30分に「レンタル救世主」を編成いたしました。
第4四半期におきましては、ドラマ枠につきまして、水曜22時に「東京タラレバ娘」を、土曜21時に「スーパーサラリーマン左江内氏」を、日曜22時30分に「視覚探偵 日暮旅人」を編成いたしました。

②地上波単発番組
前連結会計年度及び当連結会計年度における地上波テレビ放送の主な大型単発番組は以下のとおりです。

(前連結会計年度)			(当連結会計年度)
放送月	番組名		放送月	番組名
5月	ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ2015		5月	ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ2016
7月	THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ。		6月	ラグビー日本代表戦 リポビタンDチャレンジカップ2016
8月	24時間テレビ38「愛は地球を救う」 つなぐ～時を超えて笑顔を～		7月	THE MUSIC DAY 夏のはじまり。
9月～10月	ラグビーワールドカップ2015 イングランド		7月	NNN参院選特番 ZERO×選挙2016
11月	FIFAワールドカップ ロシア アジア2次予選 カンボジア代表×日本代表		8月	リオデジャネイロオリンピック2016
11月	LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ		8月	24時間テレビ39「愛は地球を救う」 愛～これが私の生きる道～
12月	FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015		11月	LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ
12月	ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP!		12月	FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016
1月	★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第92回東京箱根間往復大学駅伝競走		12月	ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP!
			1月	★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走

(2)受注の状況
メディア・コンテンツ事業及び生活・健康関連事業並びに不動産賃貸事業の事業形態は、いずれも「受注」という概念にそぐわないため記載を省略しております。

(3)販売の状況
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。

セグメントの名称	当連結会計年度 (自 2016年4月 1日 至 2017年3月31日)	前年同期比(%)
メディア・コンテンツ事業(百万円)	374,194	100.2
生活・健康関連事業(百万円)	37,593	103.4
不動産賃貸事業(百万円)	2,638	92.6
報告セグメント計(百万円)	414,426	100.4
その他(百万円)	2,278	112.8
合計(百万円)	416,704	100.5

(注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.当社グループは、主要な顧客である広告主に対し、広告代理店を通じてテレビ広告枠の販売などを行っております。最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合を広告代理店別に示すと次のとおりです。

相手先	前連結会計年度 (自 2015年4月 1日 至 2016年3月31日)		当連結会計年度 (自 2016年4月 1日 至 2017年3月31日)
	金額(百万円)	割合(%)	金額(百万円)	割合(%)
㈱電通	139,314	33.6	143,400	34.4
㈱博報堂DYメディアパートナーズ	73,388	17.7	73,522	17.6

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。