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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006KCN

有価証券報告書抜粋 日本ファルコム株式会社 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度のゲーム関連業界におきましては、モバイル向けアプリ市場が引き続き拡大するなか、携帯型ゲーム機、据え置き型ゲーム機向けのゲームソフト市場も底堅く推移し、ハード市場に関しましても、PlayStation®4が国内外において急速に普及しております。競争は厳しい一方で、優良なコンテンツの引き合いは総じて堅調に推移しました。
当社におきましては、引き続きユーザーの方々に喜んで頂けるゲームソフトづくりにこだわり、その制作に邁進してまいりました。その結果、昨年発売した据え置き型ゲーム機PlayStation®3及び携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」は、「プレイステーションアワード」や「日本ゲーム大賞」など様々な賞を受賞いたしました。
そして、当社の代表作である「イース」シリーズや「軌跡」シリーズに匹敵する第3のシリーズにするべく制作しました、完全新作となる当社初の現代を舞台とした挑戦的な意欲作「東亰ザナドゥ」を発売しました。
また、スマートフォンアプリやオンラインゲームなど、引き続き多方面で当社コンテンツが活用され、TVアニメ、コミック、小説などのメディア展開も進みました。その他、ダウンロード販売の強化や大手ゲーム会社とのコラボレーション企画、ライブイベントなどを実施し、様々な展開を推し進めました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,575百万円(前期比38.0%減)、経常利益は689百万円(同47.1%減)、当期純利益456百万円(同41.1%減)となりました。
部門別の概況は以下の通りであります。

<製品部門>
当事業年度は、据え置き型ゲーム機PlayStation®3及び携帯型ゲーム機PlayStation®Vitaの2機種向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」の販売が、国内及びアジア地域において引き続き継続しており、「英雄伝説 閃の軌跡」をさらにお求めやすい価格に設定した「英雄伝説 閃の軌跡 PlayStation®Vita the Best」「英雄伝説 閃の軌跡 PlayStation®3 the Best」を2015年3月に発売しました。
2015年9月には、新製品として携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「東亰ザナドゥ」を発売しました。新規IPであるにも拘らず、東京ゲームショウにおいては日本ゲーム大賞フューチャー部門を受賞するなど人気を集めました。
以上の結果、製品部門の当事業年度の売上高は、770百万円(前期比59.3%減)となりました。

<ライセンス部門>
当社コンテンツの様々なプラットフォームへの展開、当社キャラクターを利用した商品へのライセンス許諾などを行うライセンス部門では、STEAM等のダウンロード販売サイトにおいて、当社のPCゲームソフト旧タイトル「イースオリジン」「イースⅠ&Ⅱクロニクルズ」「イース~フェルガナの誓い」「イースⅥ~ナピシュテムの匣」などのイースシリーズ英語版や「空の軌跡FC」の英語版の販売が好調だった他、国内においては、2015年6月に携帯型ゲーム機PlayStation®Vita向けゲームソフト「英雄伝説 空の軌跡FC Evolution」を発売しました。
また、中国ゲーム開発大手で「Changyou.com(チャンユードットコム)」でも知られている、ナスダック上場企業「Changyou.com Limited(北京暢遊時代数碼技術有限公司)」と提携し、中国本土の巨大モバイルアプリ市場に向けて継続的にリリースを行う契約を締結しました。
その他にも、「チェインクロニクル~絆の新大陸~」(株式会社セガゲームス)や「拡散性ミリオンアーサー」(株式会社スクウェア・エニックス)、「太鼓の達人」(株式会社バンダイナムコゲームス)、「DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND」(株式会社コーエーテクモゲームス)などのゲームタイトルとのコラボレーション企画を展開し、ユーザー層の拡大を図りました。
以上の結果、ライセンス部門の当事業年度の売上高は、804百万円(前期比24.5%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して587百万円増加し、3,052百万円となりました。
営業活動の結果増加した資金は、806百万円(前期は704百万円の収入)となりました。投資活動の結果支出した資金は、117百万円(前期は3百万円の支出)となりました。財務活動の結果支出した資金は、101百万円(前期は70百万円の支出)となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況の詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05360] S1006KCN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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