シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100COCG

有価証券報告書抜粋 日本ペイントホールディングス株式会社 業績等の概要 (2017年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期の連結累計期間の対象期間は、2017年1月から12月までの12ヶ月間です。
なお、当社は、2016年6月28日開催の第191回定時株主総会で「定款一部変更の件」が承認されたことを受け、
2016年12月期より決算期を3月31日から12月31日に変更いたしております。
このため、各セグメントにおける比較につきましては、2016年1月から12月までの12ヶ月間を「前年同一期間」
として算出した値と比較しております。
当社グループの当期の業績につきましては、連結売上高は6,052億52百万円(前年同一期間比17.7%増)となりました。連結営業利益は、原材料価格上昇の影響を受けたほか、第1四半期連結会計期間にDUNN-EDWARDS CORPORATION の株式取得関連費用等を計上したことから749億57百万円(前年同一期間比6.3%減)、連結経常利益は768億20百万円(前年同一期間比7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、米国の税制改正の影響を受けたことなどにより、371億23百万円(前年同一期間比3.1%増)となりました。

(単位:百万円)
前年同一期間(参考)
(自2016年1月1日
至2016年12月31日)

2017年12月期
(自2017年1月1日
至2017年12月31日)
増減率
(%)
売上高514,078605,25217.7
営業利益80,00174,957△6.3
経常利益82,78376,820△7.2
親会社株主に帰属する
当期純利益
36,00637,1233.1


セグメントの状況は次のとおりであります。
《日本》
当地域では、自動車用塗料については、高意匠・高付加価値塗料の出荷が好調に推移したことや自動車部品用塗料の拡販に注力したことなどから、売上高は前年同一期間を上回りました。工業用塗料については、建設機械や農業機械向け塗料および建材向け塗料の出荷が好調に推移した結果、売上高は前年同一期間を上回りました。汎用塗料については、建築外装用塗料を主としたリテール領域において市況が低調に推移したことなどから、売上高は前年同一期間を下回りました。その他塗料については、船舶用塗料において製品ラインナップの拡充やシェア拡大に努めた結果、売上高は前年同一期間を上回りました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上高は1,759億7百万円(前年同一期間比2.5%増)となりました。また、連結営業利益は431億72百万円(前年同一期間比6.2%減)となりました。なお、連結営業利益には海外グループ会社からの受取配当金125億43百万円(前年同一期間は139億79百万円)が含まれております。この受取配当金は内部取引として全額「セグメント間取引消去その他の調整額」として消去されます。

《アジア》
当地域では、中核地域である中国において、自動車用塗料の売上高は、自動車生産台数の増加に加え、中国系顧客への拡大を推進したことから前年同一期間を上回りました。汎用塗料の売上高については、2017年1月に中国の木工用塗料メーカーを子会社化したことや、住宅内装用塗料を主力とする領域において販売促進キャンペーンの実施および塗替えサービスの拡大に注力したこと、建築外装用塗料を主力とする領域においてデベロッパーにおけるシェア拡大に努めた結果、前年同一期間を上回りました。工業用塗料の売上高については、建設機械や建材向け塗料などの出荷が好調に推移した結果、前年同一期間を上回りました。
中国以外のアジア地域では、インドにおいて、BERGER PAINTS INDIA LIMITED との提携拡大に伴い、自動車用塗料の売上高が増加しました。また、シンガポールやベトナムにおいて汎用塗料の売上高が好調に推移したほか、韓国の船舶用塗料についても売上高が拡大しました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上高は3,470億33百万円(前年同一期間比16.6%増)、連結営業利益は、原材料価格の上昇による影響があり、408億26百万円(前年同一期間比5.8%減)となりました。


《米州》
当地域では、中核地域である米国において自動車生産台数が減少したことなどにより、自動車用塗料の売上高は前年同一期間を下回りました。建築用塗料では、2017年3月にDUNN-EDWARDS CORPORATION を完全子会社化したことにより、前年同一期間を上回りました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上高は682億29百万円(前年同一期間比112.1%増)となりました。連結営業利益は第1四半期連結会計期間にDUNN-EDWARDS CORPORATION の連結に係る株式取得関連費用等を計上したことなどから、31億70百万円(前年同一期間比38.4%減)となりました。

《その他》
当地域では、自動車用塗料について、日系および欧州系顧客の生産台数が好調に推移し、またシェアの拡大に努めた結果、連結売上高は140億82百万円(前年同一期間比12.2%増)となり、連結営業利益は2億48百万円(前年同一期間は3億65百万円の営業損失)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当期は営業活動により792億65百万円の収入、投資活動により1,006億80百万円の支出、財務活動により114億34百万円の支出があり、結果として現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,005億60百万円となり、前連結会計年度末と比較して339.6億円減少いたしました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による収入は、792億65百万円となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益に減価償却費等の非資金支出費用等を加味したキャッシュ・フロー収入(運転資本の増減を除く)が1,122億67百万円あった一方で、運転資本の増加による資金の減少129億54百万円、法人税等の支払いなど200億46百万円あったことなどによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による支出は、1,006億80百万円となりました。主な要因は、有価証券の減少による130億89百万円の収入があった一方で、有形固定資産や投資有価証券の取得およびDUNN-EDWARDS CORPORATION の買収などによる1,117億27百万円の支出があったことなどによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による支出は、114億34百万円となりました。主な要因は、DUNN-EDWARDS CORPORATION 買収資金の調達など借入金の増加による186億77百万円の収入、配当金の支払いによる270億8百万円の支出があったことなどによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00892] S100COCG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。