日本ロジテム株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が5億14百万円増加したこと等により、107億58百万円(前連結会計年度末比3億91百万円増)となりました。固定資産は、263億62百万円(前連結会計年度末比9億7百万円減)となりました。これらにより、総資産は371億20百万円(前連結会計年度末比5億16百万円減)となりました。

(負債)
流動負債は、118億53百万円(前連結会計年度末比69百万円減)となりました。固定負債は、社債が2億30百万円、長期借入金が2億28百万円およびリース債務が4億90百万円減少したこと等により、141億7百万円(前連結会計年度末比7億34百万円減)となりました。これらにより、負債合計は259億61百万円(前連結会計年度末比8億3百万円減)となりました。

(純資産)
純資産は、利益剰余金が3億53百万円増加したこと等により、111億59百万円(前連結会計年度末比2億87百万円増)となり、自己資本比率は29.2%となりました。

(2)連結会計年度の経営成績の分析
経営成績の分析については、「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
なお、取扱品目別営業収益の状況は以下のとおりであります。
[食品]
134億58百万円(前連結会計年度比3.3%増)
国内外ともに荷動きが好調な得意先があったことや、取引範囲が拡大した得意先があったことなどから、増収となりました。
[インテリア]
90億70百万円(前連結会計年度比4.4%増)
当社において取引範囲が拡大した得意先があったことや、新規得意先を獲得したことなどから、増収となりました。
[エレクトロニクス]
64億54百万円(前連結会計年度比0.4%増)
ベトナムにおいて家電関連の取扱量が増加したことなどから、増収となりました。
[自動車関連]
15億49百万円(前連結会計年度比1.5%減)
ベトナムにおいて現地通貨建てでは増収となったものの、為替変動の影響により円換算で目減りしたことなどから、減収となりました。
[アパレル]
15億16百万円(前連結会計年度比1.1%減)
当社において荷動きが低調な得意先があったことなどから、減収となりました。
[その他]
113億37百万円(前連結会計年度比4.7%減)
ベトナムにおいてハイヤー事業や物品販売事業が低調であったことなどから、減収となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。