シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AR3L

有価証券報告書抜粋 日本ロジテム株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の効果により雇用や所得環境が改善され、景気は回復基調にあるものの、個人消費に力強さがみられないことに加え、世界経済の不確実性の高まりによる影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループが属する物流業界につきましては、消費関連、建設関連貨物の増加に支えられ輸送量は堅調に推移する一方で、ドライバー不足や物流ニーズの多様化・高度化への対応により、人件費や外部委託費が上昇するなど、取り巻く環境は厳しいものでありました。
このような状況の中で当社グループは、「利益が出る体質への変革」を経営方針とし、様々な施策にグループ一丸となって取り組みました。
国内につきましては、前連結会計年度に開設した大型拠点の安定稼働に注力するとともに、新規・既存得意先に対し積極的な営業活動を展開し3PL事業の拡大を図ってまいりました。また、2016年10月に連結子会社であった角谷運送株式会社を当社に吸収合併するなどグループ再編による合理化や効率化に取り組んでまいりました。さらに、2017年1月に通販営業部を新設し、ニーズの高まる通販物流拡大に向け営業体制を強化いたしました。
海外につきましては、2016年6月に連結子会社LOGITEM(CAMBODIA)CO.,LTD.を設立しカンボジアへ進出したことや、インドシナ半島地域のグループ連携強化を目的として2016年11月にタイのバンコクに駐在員事務所を開設するなど、同地域における国際陸上輸送網の構築を進めてまいりました。また、2016年7月にベトナムにおいて冷凍冷蔵倉庫事業を開始し物流サービスを拡充いたしました。
これらの取り組みにより、営業収益につきましては、各進出国の現地通貨に対し為替が円高で推移したことにより海外各社の営業収益が目減りしたものの、当社において3PL事業が拡大したことなどから、増収となりました。営業利益および経常利益につきましては、ベトナムにおいて燃料価格の変動に伴う価格調整や人件費増加の影響などにより営業総利益が減少したことなどから、減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、当社において所有する土地建物の一部を譲渡したことに伴い、固定資産売却益を特別利益に計上したことなどから、増益となりました。
その結果、当連結会計年度の営業収益は433億87百万円(前連結会計年度比0.5%増)、営業利益は2億1百万円(同26.5%減)、経常利益は1億37百万円(同42.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億63百万円(同920.8%増)となりました。

事業の種類別セグメント業績は、次のとおりであります。
①貨物自動車運送事業
営業収益につきましては、当社において、前連結会計年度の期中に取引を開始した得意先があったことや、新たな配送業務を受託した得意先があったことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、当社において、営業収益の増加に加え、配送ルートの見直し等による改善効果があったことなどから、増益となりました。
その結果、営業収益は、204億17百万円(前連結会計年度比0.7%増)、セグメント利益は、12億3百万円(同5.0%増)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の47.0%を占めております。

②センター事業
営業収益につきましては、当社において、インテリア関連の得意先との取引範囲が拡大したことや、新規得意先との取引開始があったことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、当社および阪神ロジテム株式会社において、一部の得意先が低調な荷動きとなった影響もあり、倉庫内の作業効率が低下したことなどから、減益となりました。
その結果、営業収益は、81億7百万円(前連結会計年度比2.4%増)、セグメント利益は、4億7百万円(同13.9%減)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の18.7%を占めております。

③アセット事業
営業収益につきましては、当社において、前連結会計年度の期中に開設した大型拠点への得意先誘致が進捗したことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、当社において、契約満了による得意先移転と新規得意先の業務開始にタイムラグが生じ、倉庫稼働率が低下した拠点があったことなどから、減益となりました。
その結果、営業収益は、86億59百万円(前連結会計年度比11.7%増)、セグメント利益は、3億85百万円(同6.1%減)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の20.0%を占めております。

④その他事業
LOGITEM VIETNAM CORP. NO.1において、ハイヤー事業で、車両稼働率の低下や燃料価格の変動に伴う価格調整の影響があったことに加え、L&K TRADING CO.,LTD.において取扱商品の売上が落ち込んだことなどから、減収減益となりました。
その結果、営業収益は、62億1百万円(前連結会計年度比13.8%減)、セグメント利益は、7億78百万円(同11.5%減)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の14.3%を占めております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて4億49百万円増加し、当連結会計年度末は27億33百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、16億80百万円(前連結会計年度比3億97百万円増)となりました。これは主に減価償却費が16億82百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、5億92百万円(前連結会計年度は18億39百万円の資金の減少)となりました。これは主に当社の土地の売却等で、有形固定資産の売却による収入が11億9百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、17億99百万円(前連結会計年度は2億24百万円の資金の増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04206] S100AR3L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。