シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XO1

有価証券報告書抜粋 日本伸銅株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における世界経済は、中国など新興国の景気不振と、それに伴う資源安の状況にありました。また、
わが国経済は、個人消費や企業の設備投資が伸び悩みました。当社の主要原材料である銅の相場価格は、2015年
6月以降下落し続けました。
このような経営環境のもと、当社は、収益構造の改善に、次の通り注力しました。
(ⅰ)当社は、経営効率を向上するため、大阪黄銅株式会社と合併しました。
(ⅱ)当社は、兄弟会社であるサンエツ金属株式会社と、生産品種の棲み分けによる最適分業体制を構築するため、当社の伸銅事業の一部である電子素材事業をサンエツ金属株式会社へ譲渡しました。
(ⅲ)当社は、堺工場で兄弟会社であるサンエツ金属株式会社からOEM受注した伸銅品の生産を開始しました。
この結果、当事業年度の売上高は153億72百万円(前年同期比5.7%増加)、営業利益は38百万円(前年同期は営業損失1億17百万円)、経常利益は吸収合併した大阪黄銅株式会社からの受取配当金や、原料相場の変動に備えたリスクヘッジのためのデリバティブ取引で、デリバティブ利益を計上したことなどにより、4億16百万円(前年同期は経常損失48百万円)となりました。当期純利益は兄弟会社であるサンエツ金属株式会社に電子素材事業を譲渡したことによる事業譲渡益や、大阪黄銅株式会社を吸収合併したことによって、抱合せ株式消滅差益を計上したことなどにより、8億44百万円(前年同期は当期純損失4億69百万円)となりました。
当社は伸銅品関連事業の単一セグメントとしておりますが、部門別の業績は、次のとおりであります。
(伸銅品)
当社の主力製品である伸銅品は、販売数量が2万3,910トン(前年同期比15.2%増加)となり、売上高は142億94百万円(前年同期比6.2%増加)となりました。
(伸銅加工品)
伸銅加工品においては、売上高は4億35百万円(前年同期比9.1%増加)となりました。
(その他の金属材料)
その他の金属材料は、伸銅原材料の転売が主で、売上高6億42百万円(前年同期比6.6%減少)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて2億18百万円増加し3億15百万円となりました。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、81百万円となりました。これは主に税引前当期純利益9億4百万円の計上および棚卸資産の減少5億54百万円がありましたが、仕入債務の減少18億8百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、74百万円となりました。これは主に事業譲渡による収入2億18百万円によるものであります。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、14百万円となりました。これは主に短期借入金純増加額20百万円によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01305] S1007XO1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。