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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DD96

有価証券報告書抜粋 日本化薬株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、研究開発を事業成長の原動力と捉え積極的な研究開発活動を行っております。創立100周年を越えてこれまで培ってきた要素技術や基盤技術をさらに深化させ、新しい技術開発を加えて、生命と健康を守り、豊かな暮らしを支える新製品・新事業を創出し続けることで、社会に貢献し続けてまいります。
当連結会計年度における研究開発費は120億円であります。
当連結会計年度におけるセグメントごとの活動状況及び研究開発費は次のとおりであります。

(機能化学品事業)
機能化学品事業では、コア技術を活かして独自の素材開発とその複合化に注力しています。高耐熱性や難燃性を有する環境対応型エポキシ樹脂・マレイミド樹脂、基板向けの現像性・絶縁性を有するモノマー・オリゴマーなどの特徴ある素材を開発し、情報・通信分野、省エネルギー・省資源分野向けに展開しています。さらにこれら素材を複合化してディスプレイ分野や電子デバイス分野向けの各種機能性材料を開発しています。また、歴史ある染料技術に基づき、インクジェットプリンタ用色素や特殊な機能性色素材料の開発にも注力しています。加えてアクリル酸・メタクリル酸などの基礎化学品製造用の高性能触媒の開発を引き続き推進し、逐次市場へ投入しております。また新規市場向けに、光制御技術を活かして特定波長の光を反射・吸収する独自技術を応用し、車載用ディスプレイ分野やアイウェア分野へ提供できる高機能な特殊フィルムの開発にも精力的に取り組んでおります。
当事業に係る研究開発費は53億円であります。

(医薬事業)
医薬事業では、ナノテクノロジー技術による抗がん薬内包高分子ミセルが臨床試験段階にあり、研究開発を進めております。さらに、非常に高額なバイオ医薬品の後続品であるバイオシミラーの研究開発を推進し、すでに2製品を上市し、1製品の製造販売承認を取得しております。バイオ医薬品の製造拠点として三菱ガス化学株式会社と合弁で設立した株式会社カルティベクスでは2018年2月に抗体生産工場を竣工し、自社製造を目指した取り組みを進めております。また、抗がん薬のジェネリック医薬品の開発に取り組んでおります。原薬事業では、ジェネリック医薬品原薬製造、高薬理活性原薬などの受託製造、研究開発を通じた原薬事業の拡大を目指しております。診断薬事業では、がん領域及び糖尿病診断薬を中心とした事業に取り組んでおります。
当事業に係る研究開発費は37億円であります。

(セイフティシステムズ事業)
セイフティシステムズ事業では、当社の火薬技術を活かしたディスク型インフレータ(運転席、助手席エアバッグ用)、シリンダ型インフレータ(サイド、カーテン、シートクッション、ニーエアバッグ用)、シートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータ、歩行者保護ボンネット跳ね上げ駆動装置用マイクロガスジェネレータの開発を推進しております。2018年度より、次世代ディスク型インフレータ及び次世代シリンダ型インフレータの量産を開始いたします。
当事業に係る研究開発費は14億円であります。

(その他)
アグロ事業では、安全で使いやすい農薬を提供するため、工夫製剤の開発、現製品の適用拡大を継続的に実施しております。また、2018年3月に農薬登録を取得した野菜や果樹用の新規殺虫剤の普及拡大に努めてまいります。
また、新製品・新事業の創出を目指した研究開発のうち、全社的な経営資源を戦略的に配分して、社内外の技術・知的財産などを融合することにより、当社グループの特長を活かしたコーポレート研究も進めており、将来の当社グループへの業績や社会に貢献し続けてまいります。
アグロ事業及びその他の研究開発費は14億円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00836] S100DD96)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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