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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQ7J

有価証券報告書抜粋 日本新薬株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、緩やかな回復基調にあるものの、年初以降は円高・株安が進み、景気の先行きは依然として不透明な状況です。
当企業集団を取り巻く環境は、医薬品業界においては、後発品の使用促進策の強化など、医療費抑制のための諸施策が引き続き推進され、厳しい環境下にあります。
機能食品事業においても、輸入原材料の購入価格上昇の中、消費者の低価格志向は変わらず、市場の競争がさらに激化することで、同じく厳しい環境が続いております。
このような環境の中、当企業集団は、ヘルスケア分野で社会になくてはならない事業体として、社会から信頼され、評価される組織、すなわち「ヘルスケア分野で存在意義のある会社」になることを強く意識して、その実現を目指してまいりました。その方針のもと事業を推進する中で、当企業集団の業績は、国内医薬品新製品群の伸長に加え、導出自社創薬品ウプトラビの欧州での承認取得に伴う一時金収入、海外売上に伴うロイヤリティ収入および原薬売上等が寄与し、売上高は987億8千1百万円と対前連結会計年度比17.3%の増収、利益面では、営業利益は152億8千万円、対前連結会計年度比78.7%の増益、経常利益は162億4千4百万円、対前連結会計年度比81.4%の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は117億4千9百万円、対前連結会計年度比85.3%の増益と、いずれも大幅な増益となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
(医薬品事業)
長期収載品の売上は減少しましたが、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」、骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ」、がん疼痛・慢性疼痛治療剤「トラマール」・「ワントラム」、肺動脈性肺高血圧症治療剤「アドシルカ」等の伸長に加えて、2016年11月に販売を開始した自社創薬品で、国内ではアクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社と共同開発した肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」も寄与しました。さらに上記一時金収入、ロイヤリティ収入および原薬売上が寄与し、売上高は853億1千5百万円と対前連結会計年度比21.0%の増収となりました。
(機能食品事業)
品質安定保存剤、健康食品素材の売上は増加しましたが、プロテイン製剤等の売上が減少し、売上高は134億6千6百万円と対前連結会計年度比1.9%の減収となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローが189億1千6百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが57億5千万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが21億9千3百万円の支出となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ111億6千6百万円増加し、359億1千4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
189億1千6百万円の収入(前連結会計年度89億1千5百万円の収入)となりました。主な内訳は、収入項目では税金等調整前当期純利益154億7千7百万円、減価償却費26億4千8百万円、その他の流動負債の増加額57億8千2百万円、支出項目では、法人税等の支払額30億8千4百万円、売上債権の増加額17億4千2百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
57億5千万円の支出(前連結会計年度39億7千8百万円の支出)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出41億3千1百万円、長期前払費用の取得による支出8億6千4百万円、有価証券の取得による支出5億5千7百万円(純額)です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
21億9千3百万円の支出(前連結会計年度19億7百万円の支出)となりました。配当金の支払等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00931] S100AQ7J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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