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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOYM

有価証券報告書抜粋 日本発條株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における日本経済は、設備投資に足踏み感がありましたが個人消費や輸出の持ち直しの動きと雇用・所得環境の改善などから、緩やかな回復基調が続きました。また対米ドル円レートは、当初米国の利上げ観測の後退や英国のEU離脱問題に伴う先行き不透明感の高まりなどから前期と比べ大幅な円高で推移しましたが、米国での経済政策に対する期待などから11月以降は円安局面となりました。
世界経済につきましては、米国では個人消費の増加や設備投資の持ち直しの動きから景気回復が続き、政策金利の引き上げも実施されました。アジア地域においては、中国では輸出に弱い動きがありましたが小型車減税の効果もあり消費は堅調に推移しました。タイやインドでも景気の緩やかな回復がみられました。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連は、国内販売では軽自動車が不振であった一方登録車は新車投入効果などで堅調に推移したことから、5,078千台で前期比2.8%の増加となりました。完成車輸出は、4,636千台で前期比1.2%の増加となりました。国内の自動車生産台数は、9,360千台で前期比1.9%の増加となりました。
また、もう一方の主要な事業分野であります情報通信関連は、データセンター向けは堅調なもののパソコン向けが減少したことにより、HDD(ハードディスクドライブ)の受注は前期比で減少しました。
以上のような経営環境のもと、海外事業での円高による円換算額の減少等により、売上高は626,950百万円(前期比2.1%減)となりました。また収益面では、合理化努力や受注車種構成の変化等により、営業利益は40,613百万円(前期比15.9%増)、経常利益は41,640百万円(前期比15.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25,098百万円(前期比16.2%増)となりました。

(2)当連結会計年度のセグメント別の概況
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は円高の影響等により、売上高は119,542百万円(前期比4.0%減)、営業利益は11,533百万円(前期比4.4%減)となりました。

[シート事業]
シート事業は円高の影響等により、売上高は285,924百万円(前期比3.4%減)となりました。営業利益は、合理化努力や受注車種構成の変化等により、13,984百万円(前期比42.4%増)となりました。

[精密部品事業]
精密部品事業はHDD用部品の数量減と円高の影響等により、売上高は139,086百万円(前期比2.7%減)、営業利益は9,605百万円(前期比4.6%減)となりました。

[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、売上高は82,396百万円(前期比7.0%増)、営業利益は5,489百万円(前期比78.2%増)となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果得られた資金は、55,664百万円で前期と比べ12,990百万円の増加となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
投資活動の結果支出した資金は、27,753百万円と前期と比べ7,374百万円の支出の減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出の減少によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローの結果、16,916百万円の支出超過となり、前期と比べ3,244百万円の支出増加となりました。これは主に自己株式の取得による支出によるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリー・キャッシュ・フローは27,911百万円となりました。
以上の結果、当期における現金及び現金同等物は前期末に比べ10,255百万円増加し、82,493百万円となりました。また、社債、コマーシャル・ペーパー及び長期・短期借入金は53,391百万円と前期末に比べて3,940百万円減少しました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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