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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VXI

有価証券報告書抜粋 日本高周波鋼業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安基調の継続や原燃料コスト安などもあり企業業績は堅調に推移し、上半期は緩やかな回復基調となりました。しかし、下半期は、中国や新興国等の経済の低迷や円高の進行もあり、弱含みで推移しました。
こうした経済環境のもと、我が国の鉄鋼業界におきましては国内需要及び輸出が低迷した結果、当年度の粗鋼生産量は前年度比5.2%減の1億418万トンとなりました。
また、特殊鋼業界におきましては、特殊鋼熱間圧延鋼材の生産量は前年度比8.7%減の1,882万トンと2012年度以来の2,000万トン割れとなりました。
こうした中で、当連結会計年度の業績は、売上高38,252百万円(前年同期比6.3%減)、営業利益1,331百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益1,475百万円(前年同期比10.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,046百万円(前年同期比25.2%減)となりました。

各セグメントの業績は、次のとおりであります。


当年度は需要環境が全般的に低迷したことにより、工具鋼、特殊合金及び軸受鋼の各製品分野とも売上数量は前年同期から減少し、加えて販売価格も下落したことから当連結会計年度の売上高は27,866百万円(前年同期比6.7%減)となりました。損益面では、原燃料コスト安などの損益改善要素があったものの、売上数量の低迷や労務費などの固定費増加等から、営業利益は705百万円(前年同期比14.9%減)となりました。


当年度の売上数量は、産業機械向けや建設機械向けを中心に減少しました。この結果、当連結会計年度の売上高は8,251百万円(前年同期比6.9%減)となりました。損益面では、原燃料コスト安に加え、生型新造形設備更新による生産コストの改善もあり、営業利益は495百万円(前年同期比27.6%増)となりました。


自動車向けを中心に金型関連需要は堅調に推移し、当連結会計年度の売上高は2,134百万円(前年同期比3.0%増)となりました。損益面では、高付加価値製品の拡販による製品構成の改善や生産性向上もあり、営業利益は130百万円(前年同期比307.0%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ579百万円増加し、1,036百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と増減の要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益1,340百万円、減価償却費1,630百万円、たな卸資産の減少832百万円等により増加した一方、仕入債務の減少1,467百万円、未払消費税等の減少262百万円等により減少した結果、2,207百万円の収入(前年同期は1,761百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
主に有形固定資産の取得による支出1,188百万円等により、1,119百万円の支出(前年同期は1,035百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の減少による支出282百万円、長期借入金の返済による支出376百万円、配当金の支払額293百万円等の一方、長期借入れによる収入500百万円があったため、507百万円の支出(前年同期は1,042百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01240] S1007VXI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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