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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100820Y

有価証券報告書抜粋 日東富士製粉株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループの主力事業である製粉及び食品事業につきましては、外国産小麦の政府売渡価格が昨年4月に平均3.0%引き上げられましたが、10月には平均5.7%引き下げられ、当社においても二度にわたり小麦粉製品の販売価格改定を行いました。前連結会計年度と比べ、小麦粉及び業務用ミックスの販売数量が増加し、売上高増加に寄与いたしました。利益面では、売上高の増加に加え、徹底した経費の見直しにより、営業増益となりました。
外食事業につきましては、ケンタッキーフライドチキン店の販売が好調であったことから売上高は前連結会計年度と比べ増加し、不採算店舗の閉店費用等も吸収して、利益面も増益となりました。
当社グループでは、販売競争の激化する事業環境に対応すべく、製造・販売・研究開発・配送が一体となり、グループ全体の組織力向上を図るよう、営業チームの機動力強化に努め、顧客ニーズに対応すべく研究開発を進めました。また、三菱商事グループ各社や株式会社増田製粉所との連携を強化し、積極的な販売活動による商圏の拡大を進めました。ベトナムの海外子会社であるNitto-Fuji International Vietnam Co.,Ltd.においては、東南アジア市場の開拓に努めました。
一方、海外子会社(Nitto-Fuji International Vietnam Co.,Ltd.)を含む全社で「ISO22000」及び「ISO14001」の認証を取得し、食品安全の管理レベルの向上及び環境負荷の低減に努めております。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は519億1千6百万円と前連結会計年度に比べ7億1千4百万円(1.4%)の増収となり、営業利益は20億4千6百万円と前連結会計年度に比べ4億9百万円(25.0%)の増益、経常利益は23億2千1百万円と前連結会計年度に比べ2億2千9百万円(11.0%)の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も16億1百万円と前連結会計年度に比べ4億1千8百万円(35.4%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 製粉及び食品事業
当事業部門におきましては、主力の小麦粉と業務用ミックスの販売が堅調に推移し販売数量が増加したことから、売上高は前連結会計年度を上回る結果となりました。利益面では、各部門においてコスト意識の徹底を行い、経費の見直しもあり、増益となりました。
この結果、売上高は451億5千2百万円と前連結会計年度に比べ6億6千9百万円(1.5%)の増収となり、営業利益も16億5千5百万円と前連結会計年度に比べ3億2千8百万円(24.8%)の増益となりました。

② 外食事業
当事業部門におきましては、ケンタッキーフライドチキン店の販売が好調であったことから、売上高は前連結会計年度に比べ増加となりました。また、経費削減等により収益性の向上に努めた結果、利益面は大幅改善いたしました。
この結果、売上高は66億2千5百万円と前連結会計年度に比べ1億1千万円(1.7%)の増収となり、営業利益も2億2千7百万円と前連結会計年度に比べ1千7百万円(8.6%)の増益となりました。

③ 運送事業
当事業部門におきましては、グループ外からの運賃収入が減少しましたが、効率的な配送と経費削減に努めたこと、また燃料費が低水準に推移したことから営業増益となりました。
この結果、売上高は1億3千7百万円と前連結会計年度に比べ6千4百万円(31.9%)の減収となりましたが、営業利益は1億4千4百万円と前連結会計年度に比べ4千6百万円(47.5%)の増益となりました。

なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は69億3百万円と前連結会計年度に比べ14億9千6百万円(27.7%)増加しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益23億5千4百万円、減価償却費11億2千2百万円、売上債権の減少3億2千8百万円等で資金が増加した一方、たな卸資産の増加3億2千万円、法人税等の支払額4億7千4百万円等により資金が減少した結果、営業活動によるキャッシュ・フローは26億7千9百万円の資金増加となり、当連結会計年度に獲得した資金は前連結会計年度に比べ3億9千2百万円(17.2%)増加しました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資有価証券の売却による収入3億8千6百万円、有形固定資産の売却による収入2億9千8百万円等で資金が増加した一方、有形固定資産の取得による支出9億7千万円、定期預金の預入による支出3億7百万円等により資金が減少した結果、投資活動によるキャッシュ・フローは7億4千6百万円の資金減少となりました。当連結会計年度に使用した資金は前連結会計年度に比べ8億9千9百万円(54.6%)減少しました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額4億1千2百万円等の結果、財務活動によるキャッシュ・フローは4億1千4百万円の資金減少となり、当連結会計年度に使用した資金は前連結会計年度に比べ9千5百万円(18.7%)減少しました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00347] S100820Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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