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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100217Y

有価証券報告書抜粋 日東工器株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


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(1) 重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。本連結財務諸表の作成にあたりましては、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに当連結会計年度における収入・費用の報告数値に影響する様な重要な変動に関する事項の予見、予想等を行わなければなりません。将来に関する事項につきましては、本有価証券報告書提出日現在で過去の実績や状況に応じて合理的な基準に従って見積りおよび判断したものであります。実際の結果は、見積り予測困難な不確実性があるため、これらの見積りと乖離する可能性がありますのでご留意下さい。
(2) 経営成績の分析
① 売上高の状況
当連結会計年度の売上高は、迅速流体継手事業では、国内市場は、期前半は半導体向けが低位横ばいを続けるなど全般的に低調でしたが、後半からは自動車向けなど需要が好転し堅調に推移しました。海外市場では、米国向けが引き続き好調を持続しましたが、アジア市場は中国が伸びたものの、ASEAN各国でかなりのバラツキが見られました。その結果、売上高は98億97百万円(前連結会計年度比4.7%の増収)となりました。
機械工具事業では、国内市場は、公共事業や耐震工事関連向けの機械工具と刃物類が前期に引き続いて高い伸びとなり、電動ドライバ・デルボは海外向けが増加しました。海外市場では、米国市場が低迷しましたが、欧州やASEAN向けが増加しました。その結果、売上高は105億60百万円(同8.5%の増収)となりました。
リニア駆動ポンプ事業では、国内市場は、各種産業機器や医療健康機器に組み込むポンプ・コンプレッサが好調を持続しました。海外市場では、ASEANは需要が低迷したものの、円安の効果もあって米国や欧州の売り上げが増加しました。その結果、売上高は45億42百万円(同14.8%の増収)になりました。
建築機器事業では、国内市場は、主力の中心吊りオートヒンジが、オフィスビルや公共施設向けに健闘したほか、引き戸用クローザもバリアフリーの潮流に乗り善戦しました。海外市場では、小規模ながらも堅調な販売を維持しました。その結果、売上高は21億44百万円(同0.5%の増収)となりました。
これらグループ全体の結果、当連結会計年度の売上高は271億45百万円となり、前連結会計年度252億81百万円と比較すると7.4%の増収となりました。
② 営業利益の状況
当連結会計年度の営業利益は、迅速流体継手事業では、売り上げの増加によって、セグメント利益は18億11百万円(同14.0%の増益)となりました。
機械工具事業では、売り上げの増加によって、セグメント利益は17億57百万円(同15.6%の増益)となりました。
リニア駆動ポンプ事業では、利益面では売り上げの増加とタイ国洪水の影響の正常化によって、セグメント利益は4億26百万円(同535.0%の増益)となりました。
建築機器事業では、コストダウンと経費削減によって、セグメント利益は1億53百万円(同41.6%の増益)となりました。
これらグループ全体の結果、当連結会計年度の営業利益は41億47百万円となり、同32億84百万円と比較すると26.3%の増益となりました。
③ 経常利益の状況
当連結会計年度の経常利益は42億26百万円となり、同35億25百万円と比較すると19.9%の増益となりました。
④ 当期純利益の状況
当連結会計年度の当期純利益は23億71百万円となり、同28億28百万円と比較すると16.2%の減益となりました。当期純利益が減益になった要因は、前連結会計年度はタイ洪水被害で補填された保険金収入8億37百万円の特別利益によるものです。
(3) 財政状態の分析
① 総資産の状況
当連結会計年度末の資産残高は、前連結会計年度末に比べて31億96百万円(前連結年度末比6.9%)増加し497億13百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加16億25百万円、建物及び構築物(純額)の増加12億2百万円、受取手形及び売掛金の増加7億28百万円、建設仮勘定の減少5億55百万円によるものであります。
② 負債の状況
負債残高は、前連結会計年度末に比べて3億45百万円(前連結会計年度比5.7%)増加し63億73百万円となりました。これは主に、未払法人税等の増加3億71百万円によるものであります。
③ 純資産の状況
純資産残高は、前連結会計年度末に比べて28億51百万円(前連結会計年度比7.0%)増加し433億39百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加16億48百万円、為替換算調整勘定の増加10億26百万円によるものであります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
第2[事業の状況]4[事業等のリスク]に記載のように、取引先の信用リスク、為替変動リスク、素材の仕入価格の高騰リスク、海外製造拠点における製造不能リスク、協力会社の確保リスク、災害リスク等によって、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。
(5) 戦略的現状と見通し
戦略的現状と見通しについては、第2[事業の状況]3[対処すべき課題]に記載のように、中・長期的な視点で独創的な商品を開発し、ブランド力を強化いたします。
(6) 資本の財源および資金の流動性についての分析
第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの項目に記載のように、実質無借金経営を堅持しております。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、創立以来「開発は企業の保険なり」の社是のもと、事業活動に取り組み、産業界の省力・省人化、作業環境の改善を通じて社会に貢献することを基本方針に掲げております。この基本方針に基づいて、高機能・高品質・高信頼性の製品づくりに努め持続可能な成長を続け、企業価値を高めてまいります。
当社グループの中長期的な経営戦略は、お客様に喜んでいただける「ホンモノ」のモノづくりによって、日東工器ブランドの向上、さらには企業価値の向上を目指すことであります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01509] S100217Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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