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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Y4L

有価証券報告書抜粋 日東工器株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


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(1) 重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。本連結財務諸表の作成にあたりましては、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値および偶発資産・負債の開示、ならびに当連結会計年度における収入・費用の報告数値に影響する様な重要な変動に関する事項の予見、予想等を行わなければなりません。将来に関する事項につきましては、本有価証券報告書提出日現在で過去の実績や状況に応じて合理的な基準に従って見積りおよび判断したものであります。実際の結果は、見積り予測困難な不確実性があるため、これらの見積りと乖離する可能性がありますのでご留意下さい。
(2) 経営成績の分析
① 売上高の状況
当連結会計年度の売上高は、迅速流体継手事業では、国内およびアジア市場の需要が堅調だったことから、売上高は107億9百万円(前連結会計年度比8.2%の増収)となりました。
機械工具事業では、国内市場では各種エアツールと油圧機器の需要が堅調で、海外市場では米国の需要が堅調に推移し、売上高は108億29百万円(同2.6%の増収)となりました。
リニア駆動ポンプ事業では、各種機器に組み込むコンプレッサや健康機器の販売が堅調に推移したことによって、売上高は49億37百万円(同8.7%の増収)となりました。
建築機器事業では、中心吊の需要が堅調で、売上高は22億38百万円(同4.4%の増収)となりました。
これらグループ全体の結果、当連結会計年度の売上高は287億15百万円となり、前連結会計年度271億45百万円と比較すると5.8%の増収となりました。
② 営業利益の状況
当連結会計年度の営業利益は、迅速流体継手事業では、売り上げの増加と生産効率化の効果によって、営業利益は23億52百万円(同29.9%の増益)となりました。
機械工具事業では、売り上げの増加と輸出の円安による為替効果もあって、営業利益は18億30百万円(同4.2%の増益)となりました。
リニア駆動ポンプ事業では、売り上げの増加と償却費の減少によって、営業利益5億84百万円(同37.1%の増益)となりました。
建築機器事業では、製品構成の影響等によって、営業利益1億35百万円(同11.6%の減益)となりました。
これらグループ全体の結果、当連結会計年度の営業利益は49億2百万円となり、同41億47百万円と比較すると18.2%の増益となりました。
③ 経常利益の状況
当連結会計年度の経常利益は50億91百万円となり、同42億26百万円と比較すると20.5%の増益となりました。
④ 当期純利益の状況
当連結会計年度の当期純利益は30億88百万円となり、同23億71百万円と比較すると30.2%の増益となりました。
この当期純利益には、当社の連結子会社であった日東工器-美進株式会社及びUNIVERSAL DRILLING & CUTTING EQUIPMENT LTD.の譲渡損失6億72百万円の計上と、米国子会社との移転価格による相互協議合意による税金の還付見込額を含む過年度法人税の戻りを5億75百万円計上しております。
(3) 財政状態の分析
① 総資産の状況
当連結会計年度末の資産残高は、前連結会計年度末に比べて42億52百万円(前連結会計年度末比8.6%)増加し539億66百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加40億40百万円、投資有価証券の増加5億75百万円、リース資産(純額)の増加1億71百万円、建物及び構築物(純額)の減少4億5百万円、繰延税金資産(固)の減少2億29百万円等によるものであります。
② 負債の状況
負債残高は、前連結会計年度末に比べて、リース債務の増加1億71百万円、退職給付に係る負債の増加1億61百万円等により11億68百万円(前連結会計年度比18.3%)増加し75億42百万円となりました。
③ 純資産の状況
純資産残高は、前連結会計年度末に比べて30億84百万円(前連結会計年度比7.1%)増加し464億24百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加21億22百万円、為替換算調整勘定の増加7億円等によるものであります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
第2[事業の状況]4[事業等のリスク]に記載のように、取引先の信用リスク、為替変動リスク、素材の仕入価格の高騰リスク、海外製造拠点における製造不能リスク、協力会社の確保リスク、災害リスク等によって、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。
(5) 戦略的現状と見通し
戦略的現状と見通しについては、第2[事業の状況]3[対処すべき課題]に記載のように、中・長期的な視点で独創的な商品を開発し、ブランド力を強化いたします。
(6) 資本の財源および資金の流動性についての分析
第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの項目に記載のように、実質無借金経営を堅持しております。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、創立以来「開発は企業の保険なり」の社是のもと、事業活動に取り組み、産業界の省力・省人化、作業環境の改善を通じて社会に貢献することを基本方針に掲げております。この基本方針に基づいて、高機能・高品質・高信頼性の製品づくりに努め持続可能な成長を続け、企業価値を高めてまいります。
当社グループの中長期的な経営戦略は、お客様に喜んでいただける「ホンモノ」のモノづくりによって、日東工器ブランドの向上、さらには企業価値の向上を目指すことであります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01509] S1004Y4L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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