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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZTB

有価証券報告書抜粋 日東精工株式会社 研究開発活動 (2016年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、工業用ファスナー及び工具類、産業用機械及び精密機器、計測制御機器及び土質調査機器分野等の事業活動を展開しております。これらを支援する研究開発活動は、主として当社の開発研究所と事業部門(ファスナー事業部門、産機事業部門、制御システム事業部門)が互いに連携協力し、研究開発テーマの技術内容、開発期間等の視点から、研究開発活動の分業を行い、それぞれの部門の固有技術を生かした技術及び製品の研究開発を行っており、当連結会計年度における研究開発費の総額は、4億9百万円であります。
セグメントの研究開発活動の状況は、次のとおりであります。

(1)ファスナー事業
セルフタッピングが難しいとされていたCFRP(炭素繊維強化プラスチック)板に対し、強度低下を抑え安定した締結が可能なセルフタッピンねじ「CFタイト」などを市場投入するとともに、車載用リチウムイオン二次電池の部品や自動車用ギアー部品などの開発に取り組みました。当事業に係る研究開発費は、6千1百万円であります。
(2)産機事業
ドライバ本体の小型化を継承しながら、高速締付・締付精度向上・高機能化を実現したNXドライバ「SD600T」の販売を開始するとともに、従来機種より高機能化したねじ締め機やドライバなどの開発に取り組みました。当事業に係る研究開発費は、6千8百万円であります。

(3)制御事業
流量計関連では、変換器に熱量演算機能を標準装備し、測温抵抗体と組み合わせることで熱量の計測を可能にした熱量計測機能付クランプオン形超音波流量計(NU2)などを市場投入しました。ジオカルテ関連では、土手や橋梁建設の地盤調査向けにハイパワー型機の開発を行うとともに、これまで培った経験を活かし、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙探査イノベーションハブ」の研究テーマとして採択された「スクリュードライビングサウンディング(SDS)による月面でも利用可能な地盤調査技術の確立」について、東京都市大学、ジャパンホームシールド株式会社、東急建設株式会社との共同研究を正式にスタートさせました。当事業に係る研究開発費は、8千5百万円であります。

(4)全社(共通)
開発研究所では、ねじの締付け特性を計測評価するための技術やAEを検出するための高周波信号処理技術の開発、シミュレーション技術と3Dプリンタを融合させた新しいモノづくり支援などに取り組みました。なお、研究開発費については、特定のセグメントに区分できない基礎的研究費が1億9千3百万円あります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02296] S1009ZTB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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