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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AG6Q

有価証券報告書抜粋 日鉄物産株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済は、全体としては緩やかな成長を続けました。米国景気は個人消費を主体に引き続き
堅調に推移し、欧州においても景気は回復基調を維持し、中国は減速傾向にあるものの、政府の景気刺激策効果等
により底堅く、他の新興国におきましても一次産品価格の低迷影響の底打ちが見られました。
日本経済は、前半は、円高進行に伴う企業収益の下振れ等の影響がみられましたが、後半は世界経済の成長や円
安を背景とした輸出の復調等に伴い、全体としては緩やかな景気回復が継続しました。
当社グループの連結業績につきましては、前期と比較し、売上高は894億円、4.6%減収となる1兆8,413億円とな
りました。営業利益は29億円、10.6%増益となる308億円、経常利益は18億円、6.5%増益となる309億円となり、
親会社株主に帰属する当期純利益は9億円、5.2%増益となる182億円となりました。

報告セグメントの業績は次のとおりであります。
(鉄鋼)
鉄鋼事業におきましては、国内需要は製造業、建設向けとも前期を上回り、海外需要も世界的な景気回復傾向に伴い増加しました。一方で、中国の過剰輸出に起因する貿易摩擦など、世界各地で保護貿易的な動きが高まりました。国内外の鋼材市況は、上期は低迷しましたが、下期は中国鋼材需要の回復や供給制約に伴う鉄鋼原材料価格の高騰等に伴い、強含みの動きとなりました。
当社は、ユーザーのニーズにきめ細かに対応し、鋼材、原料、機材の各分野において積極的にビジネスの拡大を図ってまいりました。鉄鋼事業の売上高は、上期の鋼材市況の低迷影響から626億円、4.1%減収となる1兆4,484億円となりましたが、経常利益は海外グループ会社の損益改善等により12億円、6.6%増益となる196億円となりました。
(産機・インフラ)
産機・インフラ事業におきましては、世界シェア10%程度を有する自動車ヘッドレスト部品事業の推進や、世界的に需要拡大傾向が続くアルミ製品の拡販等に努めました。一方で、工業団地事業を運営しているタイにおける経済の回復遅れや、産業機械分野におけるロシア経済低迷影響もあり、売上高は68億円、7.4%減収となる863億円となりました。経常利益は前期の一過性利益の剥落等の影響もあり、10億円、30.5%減益となる22億円となりました。
(繊維)
繊維事業におきましては、アパレル不況が継続する中、秋口にかけての天候不順の影響もあり、厳しい経営環境が続きました。売上高は152億円、8.6%減収となる1,608億円となりましたが、お客様の短納期化への対応や、生産工場における効率改善等に努めるとともに、グループ会社損益の改善もあり、経常利益は11億円、27.0%増益となる54億円となりました。
(食糧)
食糧事業におきましては、輸入食肉価格が全般的に弱含みで推移したことから、売上高は48億円、3.3%減収となる1,441億円となりましたが、経常利益は食肉販売の利益率改善等により5億円、18.7%増益となる33億円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前期末比29億円の増加となる218億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、売上債権の増加があったものの、仕入債務の増加や当期純利益による収入により、222億円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、有形固定資産の取得等により、40億円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシ・フロー)
財務活動による資金は、借入金の返済により、147億円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02640] S100AG6Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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