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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051BM

有価証券報告書抜粋 旭有機材株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

今後の当社グループを取り巻く事業環境は、国内では、生産拠点の一部国内回帰の動きがみられ、また、2020年の東京オリンピック等に向けた都心部での投資の期待感から、緩やかな回復基調が続くものと思われます。また、海外でも、底堅い米国経済がけん引役となる一方で、中国をはじめ新興国の景気減速が重石となり、回復基調であるものの力強さを欠くことが見込まれます。
このような事業環境の中、当社グループは、2013年度より中期経営計画「CHANGE13」に基づき売上拡大、収益力強化、事業領域の拡大に努めております。当中期経営計画の最終年度である本年度においても、継続して国内基盤事業の徹底した競争力強化および海外展開の加速を推し進め、収益力向上に努めてまいります。
管材システム事業部門では、基幹製品である樹脂配管材料の生産において、前年度に引き続きサプライチェーンを含め徹底した効率化を推進して競争力強化を図ってまいります。国内販売においては、当社の得意とするプラント設備で耐食技術と製品の使い易さとを融合し、お客様に新たな価値を提供し、販売力を強化してまいります。また、設備の長寿命化に合わせて、配管材料のメンテナンス需要の取り込みを図ってまいります。海外販売においては、東南アジアでの市場拡大を目指し、現地の日系企業だけではなく、欧米系企業への販売にターゲットを当てた拠点の再構築を引き続き図ってまいります。
樹脂事業部門については、生産面において、主原材料価格の変化に柔軟に対応できるグローバルレベルでの最適な生産体制の構築に努めてまいります。また、基幹製品である鋳物用途向け樹脂製品の営業面において、当社の強みである顧客ニーズにきめ細やかに対応し得る技術力に一層の磨きをかけて、営業の効率化と差別化とを両立させ、事業基盤の強化を図ってまいります。また、順調に売上を拡大している機能樹脂事業においては、市場の変化に対応した製品の提供をこれまで以上に強化することで、更なる事業の拡大を図ってまいります。
水処理・資源開発事業部門では、主力の水処理事業において、機械器具設置に関わるエンジニアの増強と人材の育成強化により、設計、施工管理力の拡充を図り、受注拡大につなげてまいります。併せて、メンテナンス・維持管理事業においては、ビル中水等の設備のメンテナンス・維持管理業務の高度化を図り、確実な事業拡大につなげてまいります。また、資源開発事業では、大型の掘削リグの増強等を図り、活発化している民間事業者向け地熱井工事需要を積極的に取り込んでまいります。
研究開発につきましては、成長産業適応分野、高付加価値材料分野、水環境システム分野を中期的な重点分野と位置づけ、今後も得意技術の高度化や産官学研究機関との連携を図りながら推進してまいります。また、適時研究テーマの選択と集中を行い、人的物的資源の有効活用を図るとともに、開発と営業の一体化により市場ニーズを適切に把握し、それに適合した商品開発を加速してまいります。
当社グループといたしましては、これらの施策の着実な実行を通じて成長力・収益力の向上を図り、企業価値を高めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00830] S10051BM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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