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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X9V

有価証券報告書抜粋 旭有機材株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(1)業績
当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、国内では、政府による財政政策や日本銀行による金融緩和策の効果を受け、企業業績は好調に推移しており、雇用や所得環境にも改善が見られ、緩やかな景気回復基調にて推移しました。一方、海外において、アメリカは緩やかな経済成長を維持していますが、中国経済の減速や、原油をはじめとする資源安からくる資源国、新興国の減速等により、全般としては低調に推移いたしました。
このような事業環境の中で、当社グループは、中期経営計画『CHANGE13』の最終年度である当連結会計年度においては、当中期経営計画で掲げた、①国内基盤事業の徹底した競争力強化、②海外展開の加速という基本戦略に従い、長期的かつ持続的な成長により企業価値を高めるため全社一丸となって全力で邁進しました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は41,547百万円(前年同期比+1.7%)、経常利益は1,525百万円(前年同期比△13.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は926百万円(前年同期比△19.5%)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。

①管材システム事業
主力の配管材料製品は、国内では、国内設備投資が堅調に推移し、バルブや工事案件を中心に売上を伸ばしました。海外では、アメリカにおいては、期後半より半導体投資の縮小を受け全般としては減速傾向ですが、管材需要が堅調に推移し、バルブをはじめとする配管材料製品が円安の影響もあり売上を伸ばしました。また、ダイマトリックス製品は、国内、台湾において採用が増加し、売上を伸ばしました。また、国内販売強化のため、デモンストレーションカーの活用や、試作品の迅速な提供等、顧客密着型の営業活動を推進するとともに、海外においては、東南アジアでの顧客対応強化および販売の拡大のため、シンガポールに販売・在庫拠点となる合弁会社を設立し、欧州地区では納期短縮による顧客価値向上のため、ベルギーへの在庫拠点設置に向け注力いたしました。
利益面では、売上の伸びや円安の効果に加えて、収率の向上等のコスト削減に努めたこと等により前期比で増加しました。
以上の結果、当事業部門の業績は、売上高は23,750百万円(前年同期比+9.3%)、営業利益は1,961百万円(前年同期比+65.1%)となりました。

②樹脂事業
主力の素形材用途向け製品は、国内では、自動車向け主要顧客で一部好調に推移したものの、全体としては生産が低調に推移したことから売上は伸び悩みました。海外では、当社子会社である旭有機材樹脂(南通)有限公司が中国の景気減速の影響を受け、中国国内販売が低調に推移したため、売上は前期を下回りました。一方、インドのアサヒモディマテリアルズPvt.,Ltd.は、レジンコーテッドサンド工場の商業運転を開始し、売上を大きく伸ばしました。建材や半導体・液晶パネルを主要市場とする機能樹脂製品は、断熱材用途向け製品の売上が増加しました。電子材料用途については、台湾を始めとした主要市場の市況悪化に歯止めがかからず、売上は前期を下回りました。また、工業用向け樹脂製品も、建材用途等の販売量が減少し、売上は前期を下回りました。
利益面においては、原油安の影響を受け原材料価格が下落しましたが、売上減少の影響を補うには至らず、また、収益向上の一環として在庫拠点の集約化等の効率化を推進していますが、在庫評価の厳格化による評価損の増加により損失が拡大しました。
以上の結果、当事業部門の売上高は12,686百万円(前年同期比△7.0%)、営業損失は520百万円(前年同期の営業損失は284百万円)となりました。

③水処理・資源開発事業
水処理事業については、民需は引き続き都市部での旺盛なビル再開発案件、民間設備投資意欲の高まりを受け、積極的受注活動を行いましたが、公共工事における受注案件の小型化により、売上は大幅に減少しました。また、水処理施設等のメンテナンス・維持管理事業については、新規維持管理契約の獲得や、修繕工事の受注が増加したことにより堅調に推移し、売上を伸ばしました。資源開発事業については、地熱掘削案件の受注獲得により、堅調に推移しました。
利益面では、売上高が減収となったこと、および人材投資を積極的に行い、地熱用掘削機材の設備投資を行った結果、労務費および償却費等の固定費が増加したことにより、前期を大幅に下回りました。
以上の結果、当事業部門の業績は、売上高は5,110百万円(前年同期比△6.5%)、営業利益は86百万円(前年同期比△68.8%)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローは、1,845百万円の資金獲得(前年同期は2,513百万円の資金獲得)、投資活動によるキャッシュ・フローは、1,128百万円の資金使用(前年同期は3,019百万円の資金使用)、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,134百万円の資金使用(前年同期は170百万円の資金使用)となりました。
以上に加え、現金及び現金同等物に係る換算差額により11百万円減少し、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ427百万円減少し、7,510百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00830] S1007X9V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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